新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

秋彼岸

2012年09月16日 18時58分34秒 | 写真俳句・エッセー

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 暑いと悲鳴をあげながらも、間もなくお彼岸がやってくる。

 今のところ猛暑日が続いているので、「暑さ寒さも彼岸まで」とは言いがたい雰囲気だ。

 しかし、台風が過ぎ去れば、「やっと……」という気分になれるかもしれない。

 孫娘の母親が他界してからも、歳月は遅滞なく進んだ。七回忌も済んだ。

  せつなさのやや薄らぎし秋彼岸    鵯 一平

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秋思

2012年09月12日 19時21分42秒 | 写真俳句・エッセー

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 残暑厳しい折では、「秋思」が似合いませんね。

「今日も猛暑日でしたが、明日も……」などと気象情報で言われては、たとえ失恋したとしても、「秋思」とはほど遠い雰囲気かもしれません。

 でもまァ、せっかく大正時代の古家を撮ってきたので……。

    家中の灯りを点し秋思ひ   鵯 一平

 それにしても、野田首相はしぶといですね。

 あれが泥鰌の真価なのでしょうか。

 

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露の世

2012年09月10日 18時59分21秒 | 写真俳句・エッセー

S

 織田信長は本能寺の変で死んだ。49歳であった。明智光秀の謀反であった。

 謀反を知った信長は、「是非には及ばず」として、死の道を選んだのだそうだ。

 「人間五十年、化転の内をくらぶれば、夢幻の如く也」と言ったとか。

 それまでの戦場にあっては、幾度も奇跡の生還を果たしていた信長だったのだが、従容として死を選んだように思わぬでもない。そこが天才なる所以なのだろうか。

 凡人にはうかがいしれない。

   またの世を露と知りたる安堵かな   鵯 一平

 自民党は相変わらずだね。

 国民のほうは誰も見ていない。

 それにしても、谷垣さんは人が好すぎる。喧嘩が下手すぎる。

 喧嘩の仕方も負け方も、まるで形になっていない。

 あれでは一国を担えないなァ。国民がかわいそうだ。

 とは言え、石原光秀もひどいもンだ。しかし、謀反の形にはなっていないね。いじめっ子にそそのかされて、弱い子を及び腰でつついている感じ。イヤだねえ。

 とても一国を委ねるわけにはイカネーナ!

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虚仮こそよけれ

2012年09月09日 18時49分17秒 | 写真俳句・エッセー

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 経済状況は好転の兆しなし。

 にもかかわらず、消費増税をあっさりと決めてしまった政治家たち。一体改革だったはずの社会保障制度はどのように変えるのか?

 一方、領海問題では、ロシア、中国、韓国にすっかりからかわれてしまって……。

 ところが、日本の政界は、政局にウツツを抜かしている始末だ。政治家たちに、国土を守る気概があるのだろうか。

 すっかりイヤになってしまったのだが、今のところわれわれ国民は手も足もでない。民主党と自民党の党首選挙が終わらないと、先行きが見えない状況だ。

 両党とも、「選挙の顔」選びに余念がない。かれらにとっては、「国家・国民のための政策論議」より、おのれの選挙事情が最優先なのだ。それが民主主義の所以と言えば格好がいいが、つまりは個利個略。

 とんでもない国になってしまったようです。

   虚仮の世の虚仮こそよけれ吾亦紅  鵯 一平

 

 

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日の丸

2012年09月03日 10時04分32秒 | 身辺雑記

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 四海の波が険しく、「日の丸の旗」が肩身を狭くしている。

 特に中国では、「日本」や「日の丸」が、攻撃の的になっているようだ。

 なにしろかの国においては、以前から「造反有理」であり「愛国無罪」であり、「反日無罪」なのだ。

 それぞれの国にはそれぞれの国内法がある。日本の場合、他国の国旗に対して無礼な扱いをすれば法に触れる。しかしかの国では、そんなことには頓着ないらしい。

 それを許してきた日本の「事なかれ主義」的な寛容姿勢も問題があった。

 つまり、日本人は寛容過ぎる。いや、むしろ自国の歴史に自信を持てずにいる。「自虐史観」で凝り固まっている。「悪かったのは日本でした。ホントにゴメンナサイ」で過ごしてきた。

 他国の無法に対しても、毅然と抗議ができない。

 GHQから押しつけられた「お仕着せ憲法」を「平和憲法」と押し頂き、自国を自国軍で守ることにすら後ろめたさを感じていた日本なのだ。

 早いところ「真の保守」を確立させないと、わが日本国が溶けてなくなるぞ。

    日の丸はまぼろしなりや赤とんぼ    鵯 一平

 

   別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

   → こちら

 

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