新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

絵に描いたような話

2010年08月31日 10時13分55秒 | 身辺雑記

 民主党の代表選挙は、絵に描いたような展開になって来ましたね。

 鳩山氏と小沢氏が、それぞれ疵を負って身を退いた。だから菅総理が誕生したはずでした。

 たまたま9月は代表選挙の時期。

 菅総理は続投を表明して、立候補の構えを見せました。私が好きか嫌いかは別として、菅氏としては当然のことでしょう。

 ところが、身を退いたはずの小沢氏が、なぜか代表選に立候補の構え。これには驚いた。彼が身を退いたのは、「政治とカネ」の問題があったからだ。いや、本人はどう思ったか知らないが、国民はそのように理解しておりました。

 その問題には何らの説明責任を果たさず、ノコノコ這い出す図太さ。

 もう一つ、驚きの事態。

「普天間移転」で疵をつき、「政界から引退する」とまで表明していた鳩山氏が、成仏できずに、ヒョコヒョコと顔を出し始めました。

 軽井沢での大騒ぎは、金持ちのおボッチャマのお遊びとして見たとしても、代表選に首を突っ込み、菅氏と小沢氏の間を飛びまわり始めたのです。ここまでやると、「おボッチャマのお祭り好き」では済まなくなります。まるでキングメーカー気取りではありませんか。

 鳩山氏の曰く。

「政権交代を果たしたトロイカ体制に回帰して、民主党の分裂を回避したい」

 こんなのありなのでしょうか?

 国民は、鳩山・小沢体制の外交の無策や「政治とカネ」に、ノーを突きつけていたのですよ。鳩山氏と小沢氏、は国民の冷たい視線から逃げたのです。責任を取ったのです。

「これからはトロイカ+ワン体制で政権運営をしましょう」

 このような国民無視の鳩山提案に、菅総理は乗っかっちゃったようです。

 菅総理にも、何かの弱みが隠されているのか、あるいはよほどの弱気?

 今日の菅・小沢・鳩山+ワン(奥石)会談で、どんなことを決めるのでしょうか。

 民主党が野党時代に、自民党政権に対して、「密室政治」とか「談合政治」と批判をしておりました。自分たちのこんな醜態を、どのように思っているのか、本人たちに訊いて見たいですね。

 このようなテイタラクの政権運営では、先が思いやられます。

 しかし、さほどの混乱もなくことが運ぶのだとすると、やはり日本の国は奇妙な国なのかもしれませんね。 

 急報!

 驚きました。

 菅・小沢対談は、物別れに終わったようです。従って、明日が告示の代表選に、菅氏と小沢氏が立候補し、選挙が行われます。

 どちらが勝かは分かりませんが、日本の国にとって、この方向はいいことだと思います。

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

   → こちら

 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

粗忽者は死ね!

2010年08月28日 14時35分56秒 | 身辺雑記

 7月下旬、重たい物を持ち、数メートルほど運んだ。

 その時にはさほどの違和感はなかったのだが、数日後から、肩、手首、背骨、腰、膝、足首などに、いろいろな種類の痛みを感じるようになった。全部が一緒に痛いのではなく、その時によって痛む部位が変わった。一貫して痛むのは、肩と腰だった。

 不愉快な痛みが続くので、先日、整形外科の診断を受けた。

 私の訴えを聞いた医師は、肩や腰など一つ一つの部位を、丹念に診てくれた。診たと言っても、グリグリと動かしたり、押したり引いたりしたのだ。

 医師の指示によって、X写真を撮った。

 その結果、

「年齢相応の骨の変化はありますが、そのほかには気になるところはありません。これ以上の検査となると、MRIとなります。しばらく様子を見たらいかがでしょうか」 

 という医師の話だった。

 それはそれなりの説明だった。とりあえず納得した。

 その上で、

「毎日、軽いストレッチ程度はしたほうがいいでしょうか」 と訊ねた。

「いや、そんなこと、する必要はないと思いますよ」 と、これは医師の返答。

「骨や筋肉のため、ウオーキングをしたほうがいいでしょうか」という質問に対しても、「いや、日常の普通のことをしていればいいですよ」と、素っ気ない答えだった。

 ・・・なるほどなァ、「今さら身体を作ってどうするの?」ってことを言いたいんだな、と、素直に納得した。

 今日のテレビによれば、不明高齢者の最高齢は、200歳とか。毎日のようにその記録が更新されている。

 年金の不正受給が合ったとかで、今日は逮捕者が出た。

 世界一長寿国の日本だったのだが、基礎データがしっかりしていなかったらしい。特に、100歳以上とか120歳以上とかの区分で、かなりいい加減なデータのようだ。

 そのようないい加減さはあったとしても、高齢化が進んでいることに間違いはない。その高齢化が、国の財政悪化の一因であることも事実なのだろう。「いまさら長生きしたどうするんだ?」と言われても仕方がなさそうだ。

 死ぬまで痴呆にはなりたくない。死ぬまで自分の足でトイレに行きたい。

 こんなささやかな努力も、医師から見れば、「長生きしたいための悪足掻き」と理解されかねない。

 重い物を持ったことで医者に掛かるようでは、世間様に申し訳がないことも事実だ。こんな粗忽者こそ、早く死んだほうが国のためになるのかもしれない。

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

   → こちら

 

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治不在の政局三昧

2010年08月27日 09時27分36秒 | 身辺雑記

 二重権力構造が言われて久しい政界でした。

 もともと「君が代が嫌い」だと言ったり、「謝罪談話」を出した菅さんを、支持はできません。

 しかし、「挙党一致」の妙な呼びかけを拒否したのが事実なら、その点だけは評価したい。「挙党一致」や「友愛」は、いい加減に考え直したほうがいい。

 鳩山さんのピエロには、大笑いです。この時期にロシアへ行くのもどうかと思っていましたが、あちらの地で、「菅さんは友愛を忘れた」と言ったとか。そもそも友愛って何だ?

 友愛政治って、バラマキに繋がりませんか?財政的に無理なことは、ハッキリしたように思っているのですが。

 しばらくの間、「代表選挙」はお茶の間を湧かすでしょうね。「誰と誰が会った」とか、「世論調査はこんな様子」といった話題は尽きないでしょう。

 大切な議論もうがそっちのけです。

 良し悪しはともかくも、ブログのネタには事欠きません。

「日本国家はどんな国であるべきか」

 代表選にあたり、せめてそんな論議もしてほしい。

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

   → こちら

  

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本丸の沈没

2010年08月26日 10時17分22秒 | 身辺雑記

 円高は止まらず、株価も9000円台を割った。

 マーケットは、政治の決断を迫っているのだろうか。

 一方マスコミは、9月1日実施の民主党代表選挙で大騒ぎ。

 軽井沢の鳩山別荘でどうだったとか、菅総理が一年生議員と意見交換をしたとか、鳩山前総理と会談をしたとか、そのような下らないニュースが氾濫している。

 小沢一郎がよほど大人物のように騒いでいる。

 それほどの人物なら、とっくの昔、総理をやっているはずではないか。

 いつだって、直前にするりと体を交わしていた。

 マスコミが騒ぐから、大物に見えているだけではないのか。

もっとも今朝の報道では、鳩山・小沢会談で、小沢氏は、「鳩山さんの支持が得られるなら、代表選に立候補する」と言ったようだ。

 言ったのであれば、スッキリと立候補して、決着をつけてほしい。

 勝ったら総理として辣腕をふるってほしいし、負けたら潔く身を退いてほしい。

 日本の政界やマスコミも、この不思議な小沢現象から、早く脱却すべきではなかろうか。

 そうでないと、漂流している日本丸が、沈没することになってしまう。

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

   → こちら

 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹細工は楽しい

2010年08月24日 20時39分20秒 | 身辺雑記

 今日は竹細工の話です。

 後輩T.M君の竹細工です。彼の竹細工については、幾度か記事にしました。

 下の写真は、犬、兎、兎です。

 かなり素朴な形の3個ですが作成に要した時間は、1個で約4時間だそうです。

 竹を鋸でカットし、さらに細部は切り出しナイフ。鼻や尾は紙ヤスリを使って、丹念に仕上げます。

S

 下の写真は、蛙のジュエット。1匹がホルンを演奏し、片やマイクを手に歌を唄っています。鼠が観客というのが、とてもおかしいですね。

 この鼠に6時間を要したそうです。

 ホルンの蛙の場合、ホルンで6時間、蛙で4時間、組み立て調整で2時間。また、下駄で約1時間かかり、延べ2日間ほどかかったそうです。

 私にしてみれば、気が遠くなりそうな精密作業に思いました。

S_2

 下は飛蝗のバイオリン演奏です。

Simg_3402

 私の写真撮影が下手だったので、繊細なバッタの触覚が写しきれませんでした。この作品の決め所は、その触覚にあったのです。使用レンズの失敗でした。

 この作品に要した時間は、バッタで5時間、バイオリンで8時間、組み立て調整で2時間とのこと。

 この見事な作品は、今、私の机上に飾ってあります。

「鉛筆を削れる人なら、誰でもできますよ」

 彼はそのようなことを言っておりますが、根気よく作業をするのですから、私のような飽きっぽい性格には合わないと思います。

 現在、彼は地域活動の一つとして、竹細工教室を開いているとのこと。

 ちなみに、「竹細工教室」の参加者は、10歳~80歳で、男女同数程度だとか。

「見に来ませんか?」と誘われましたが、私にはとても無理な話です。 

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

   → こちら

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする