朝から晴。
風はあったが、晩秋らしい日和だ。
私の好きな佃小橋の欄干にも、柔らかい日差しが降り注いでいた。
体調も上向いてきた。
こんな日は、きっといいことがありそうだ。
ひょっとしたら、思いがけない誰かに会えるかも知れないな。
行く秋や朱の欄干の影黑し ひよどり 一平
(ゆくあきやしゅのらんかんのかげくろし)
朝から晴。
風はあったが、晩秋らしい日和だ。
私の好きな佃小橋の欄干にも、柔らかい日差しが降り注いでいた。
体調も上向いてきた。
こんな日は、きっといいことがありそうだ。
ひょっとしたら、思いがけない誰かに会えるかも知れないな。
行く秋や朱の欄干の影黑し ひよどり 一平
(ゆくあきやしゅのらんかんのかげくろし)
この葉っぱ、誰かに似ているなァと思いながらパチリ。
そう言えばキツネだ!
其処此処に狐出没柿紅葉 ひよどり 一平
もっとも、出没するのは狐より猿か狸かアライグマか猪。
そこここに猿の出没柿紅葉 ひよどり 一平
(そこここにさるのしゅつぼつかきもみじ)
しとしと、じぶじぶ、微かな音を立てて雨が降っている。
嫌な雨だ。
降るなら降るらしく、はっきりと降ればいいではないか。
こんな日は嫌いだ。
なんともだるい。身体のどこかで、何かが起きているのだろうか。
秋雨や嫌な報せを怖れをり ひよどり 一平
(あきさめやいやなしらせをおそれおり)
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本来であれば、今頃は、ゴルフコンペで優勝し、祝杯を上げているはずであった。
不運にも中耳炎。
昨日の打ちっ放しの練習が悪かった。冷えた中で汗を掻き過ぎたのだ。
思いつきの練習くらいで、上手くなるはずはないではないか!
未明、耳の痛みで眼を醒ました。
こんなことになるのなら、いっそカラオケで、ノド馴らしをしたほうがよほどマシ。
何とも愚か。
からすうり病んでひとりの愚かさよ ひよどり 一平