新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

私のW杯は終わった

2010年06月30日 18時18分28秒 | 

   ゆうべのサッカーは 惜敗だった

   なのに 不思議に 納得できた

   だから 不思議に 納得できた 

                                

   よく頑張ってくれた!

   感謝の思いが強い 

   かつてのあの罵声は 何だったのか

   今朝は 讃辞の声 声 声

   PK戦のことなど もう どうでもよかった

   あれは神の思し召し

                                   

   あの闘いを見て 私は 心が満たされた 

   あの闘いが 私に 勇気を与えてくれた

   あの闘いによって 私は 寛容を知った

    

   すべてが報われるわけではないのだ

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空襲警報

2010年06月29日 08時30分42秒 | 写真俳句・エッセー

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 あの夜は、梅雨末期によくある豪雨でした。

 昭和20年7月17日の深夜。

 東部軍監部情報が、「空襲警報」を発令しました。アメリカの飛行機が鹿島灘から、茨城県上空に侵入してきたのです。

 しかし、その空襲警報が、すぐに解除になりました。

 侵入してきたアメリカ軍機が、「鹿島灘沖へ退去」したのです。

 ところがほどなく、爆音が聞こえ始めました。

「爆撃だ!ソレッ、防空壕へ!」 

 外へ出てみて驚きました。

 眩い閃光と学校の窓ガラスの振動。少し遅れて、ドッカーンという爆音。

 これは艦砲射撃だったのです。

 私たちは、直ちに、山のトンネルを目指して逃げました。

 篠つく雨。

 真っ暗でした。閃光を頼りに、必死に走りました。

 空襲警報が解除された後の砲撃でした。

 日本の警戒網は、空しか見ていなかったらしい。

 偵察機が退去してので、「空襲警報解除」としたのです。

 こんなことでは、戦争になりません。

 しかし、「一億総玉砕」が叫ばれていたのです。

    梅雨の闇空襲警報解除です   鵯 一平

 あとで聞いた話が二つ。

 一つは、アメリカ海軍の標的は、日立市の軍需工場だったこと。

 二つめは、海岸沿い人たちは、逃げなかったのだそうです。

 軍艦からの曳光が見えたので、「あ、あれは日立市方面を狙っている」と思ったそうです。

 旧友のH.I君から聞いた話です。

 そのH.I君が病床にあります。

 早く回復してほしいと、心底から願っています。

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ひとりではない

2010年06月28日 16時48分23秒 | 

   暗い目で 空を見あげないで!

   怖い目で 沖を眺めないで!

   舌打ちして 小石を蹴らないで!

   

         あなたは ひとりではない

   誰かが あなたを見詰めている

    誰かが あなたを待っている

   

          支えたい!

   そのように思っている

   支えてほしい!

   そのように思っている

   

          自暴自棄になってはいけない

   それは愚か者の自己欺瞞

   身構え過ぎてはいけない

   それば臆病者の逃亡

   

   あなたは ひとりではないのだ

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人心は移ろい易きもの

2010年06月26日 06時40分07秒 | 身辺雑記

 サッカーW杯で、日本チームが決勝トーナメントへ進んだ。

 国中が大騒ぎ。

 もちろん、私もその中の凡庸な一人だ。

 練習試合で4連敗をした頃、国中では大ブーイングだったように思う。

 特に、岡田監督が責められた。

 ろくにサッカーを知らない私なのに、生意気な論評をした。

 ところが、今はそれが逆転して、「経済効果は○○億円」とか言っている。

 さらには、「閉塞感が吹き飛んだので、参院選挙は与党に有利にはたらく」という説まで現れている。

 移ろい易きは人の心。わが身の浅ましさが、とても恥ずかしい。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」

 方丈記のそんな言葉も思い出す。

 菅内閣に対する評価は、選挙までの期間で、どのように変貌するのだろうか。

 いい加減なリベラル的な国家観や、人気取りのバラマキ手法に、私はとても不安を抱いているのだが。

 浅ましく騒ぐのではなく、冷静に評価したい。

 頑迷固陋に陥らず、右顧左眄の浅ましさに走らず、慎重にしてかつ迅速に、時代を見詰めて行きたいものと、つくづく思っている次第である。

 しかも、果断な行動も必要なのだ。

 私には、もはや無理かなァ。

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夏の陣

2010年06月25日 07時57分59秒 | 身辺雑記

 昨日、参院選が公示された。投票日は7月11日。

 民主党政権に対する初審判である。

 争点の大きな一つが、消費税の値上げだ。

 初めて政権を担った民主党が、日本の台所事情に驚いたらしい。菅総理は、自民党の「10%」論に乗ったような形で、消費税アップに触れた。

「自民党が言っている10%アップを参考として……」

 これが菅総理の発言だった。

 この言い方はかなり狡い。追及された際のカクレミノを作りながら言っている。 

 消費税が争点の一つになった。日本としては、とっくの昔に論議しておくべきことだった。その面で、参院選の争点になったのは、意義のあることだったと思う。

 年金や後期高齢者医療制度の前に、国民的な論議が必要だったのだ。

 選挙民に判断が委ねられた。

 多くの党が乱立する形となって、論点が複雑にはなっているが、しっかりと見極めていきたい。

 残念ながら、消費税の論議によって、「政治とカネ」問題と「安全保障」問題が、裏に隠されてしまった。

 やはり、「逃げ菅」の巧みさだったのだろうか。

 その点にについても、騙されてはなるまい。

 サッカー・ワールドカップの試合が、今朝の未明から行われた。

 日本チームの見事な勝利だった。

 お陰で、かなり寝不足気味だ。

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