川沿いの一本道や青葉風 ひよどり 一平
(かわぞいのいっぽんみちやあおばかぜ)
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昨夜から、「明日は大雨が降るぞ」、とテレビに脅かされていたが、夜が明けてみれば、さほどのことはなかった。
今年の梅雨は、「カラツユ」なのだろうかと思いたくなるほどだ。
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コロナ禍にも慣れてきた。
賛否の声の中、オリンピック、パラリンピックがやって来る。
今やオリンピック、パラリンピックは、開催の大義を曖昧にしたまま、「既定方針」という「大義」に引きずられて、走っている。
「今さら止められない」のだ。
有難いことに、私は一回目のワクチンを打った。間もなく二回目だ。
「なーんだ、新型コロナと言ったところで、過ぎてみれば、季節的な風邪みたいなものだったじゃないのか」
まさかそんな総括にはならないだろうが、是非とも、新しい何かを会得したい。
憶病な私は、コロナをかなり怖れた。
コロナ禍が過ぎ去ると同時に、元の木阿弥に戻ってしまっては、なんのための恐怖だったのか。
明日から七月だ。
私自身、新しい日常のため、新しい何かを見出したいと思っている。