新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

新しい何か

2021年06月30日 14時11分48秒 | 写真と俳句

    川沿いの一本道や青葉風      ひよどり 一平

   (かわぞいのいっぽんみちやあおばかぜ)

    ・・・・・・・

 昨夜から、「明日は大雨が降るぞ」、とテレビに脅かされていたが、夜が明けてみれば、さほどのことはなかった。

 今年の梅雨は、「カラツユ」なのだろうかと思いたくなるほどだ。

    ・・・・・・・

 コロナ禍にも慣れてきた。

 賛否の声の中、オリンピック、パラリンピックがやって来る。

 今やオリンピック、パラリンピックは、開催の大義を曖昧にしたまま、「既定方針」という「大義」に引きずられて、走っている。

 「今さら止められない」のだ。

 有難いことに、私は一回目のワクチンを打った。間もなく二回目だ。

 「なーんだ、新型コロナと言ったところで、過ぎてみれば、季節的な風邪みたいなものだったじゃないのか」

 まさかそんな総括にはならないだろうが、是非とも、新しい何かを会得したい。

 憶病な私は、コロナをかなり怖れた。

 コロナ禍が過ぎ去ると同時に、元の木阿弥に戻ってしまっては、なんのための恐怖だったのか。

 明日から七月だ。

 私自身、新しい日常のため、新しい何かを見出したいと思っている。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハシブトガラス

2021年06月28日 07時10分39秒 | 写真と俳句

    嘴太き街の鴉や夏木立     ひよどり 一平

  (はしふときまちのからすやなつこだち)

    ・・・・・・・

 嘴太鴉は森林から都市部へ営巣地を移しているそうだ。

 そのせいか、上野の山で見かける鴉は、嘴が太いように思えてならない。

 一方嘴細鴉は河川敷や農耕地で営巣しているのだとか。

 これも気まぐれ的な観察でしかないので、本当の生態を私は知らない。

   ・・・・・・・

 これから都心へ。

  

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型コロナの効果

2021年06月26日 19時11分36秒 | 写真と俳句

    夏柳河原への道急ぐなり     ひよどり 一平

   (なつやなぎかわらへのみちいそぐなり)

    ・・・・・・・

 新型コロナが来る前は、「死」を深く考えなかった。

 若い頃から多くの病気をしてきたので、「ひと様よりは早く死ぬんだよな」と、漠然と考えていた。「これだけ病気を抱えているのだから、そこそこ行ければ御の字だ」と、ヘンな納得もしていた。

 ところが、新型コロナがやって来た今は、少しばかり様子が変わった。

「コロナでは死にたくないぞ」という意識が強く芽生えた。

 コロナに罹ったら、誰にも会わずに死ななければならないし、周囲にはさまざまな迷惑を掛けることにもなりそうだ。

 だから、コロナの出現以降、「コロナには罹りたくない!」と強く思い、生活もかなり健康的になった。ワクチンの接種も、積極的に受けようと思った。

 それが、長生きする方向かどうかは判らない。ただ大袈裟だが、「生き方」に変化があったことは確かだ。 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水に浮く

2021年06月25日 19時08分32秒 | 写真と俳句

    水に浮く小さな国よ梅雨晴れ間     ひよどり 一平

   (みずにうくちいさなくによつゆはれま)

    ・・・・・・・

 小さな国が、オリンピック・パラリンピックの開催で、大きく揺らいでいる。

 首相が「開催だ!」と叫べば、開催へ突っ込めるのだろうが、その結果のコロナ禍を誰も言わない。

 昨日、宮内庁長官が、「天皇の御懸念を拝察」とかいう微妙な言葉を述べていたようだが、私には合点が行くことであった。政治に関わらない天皇のお立場を厳しく踏まえた上での発言だったのだろう。だから私も、オリンピックの名誉総裁をなさる陛下の胸中を、宮内庁長官が「拝察」したのだろうとそのまま素直に受け止めた。

 

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオバコの花

2021年06月24日 15時51分51秒 | 写真と俳句

   おおばこの花や踏まれて咲き競ふ     ひよどり 一平

  (おおばこのはなやふまれてさききそう)

   ・・・・・・・ 

 子供の頃、この花を花として見なかった。蹴っ飛ばして歩いていた。

 よくよく見れば、小さな白い花が咲いていた。

 今も原っぱにはおおばこの花が咲いているが、花として見つめている子供の姿はない。しかし、蹴っ飛ばすには手ごろな葉っぱだ。

   ・・・・・・・

 昨夜からひどい倦怠感。

   家人曰く、「それ、ワクチンの副作用よ」とのこと。

 でもまさか、もう幾日も経っているのに、今頃副作用もあるまいと思う。

 「だから、それがこのワクチンの特徴のようですよ」。

 その言葉を信じたくなるほど、なんとなく体調がおかしい。

  

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする