一昨日、福山雅治さんの結婚がニュースとなった。
それからが大騒ぎ。あらためて彼の人気の凄さを知った。
世間ではさまざまなドタバタがあったが、菅官房長官の発言は、彼らしくなく軽率であった。
福山雅治さんと吹石一恵の結婚について問われ、菅官房長官が、
「ママさんたちが一緒に子供を生みたいとか、そういう形で国家に貢献してくれたらいいなと思っています。 たくさん生んで下さい」
と発言したらしい。
深く詮索するほどのことではないが、やはり穏当を欠く発言であったことは間違いない。
子供を生み育てることは、結果として国家への貢献とはなる。しかし、国家への貢献を目的として子作りに励むのは妙だ。
子供を生み育てるのは、男と女にとって、「子孫を残したい」という本能だ。国家に貢献するために子作りをするわけではあるまい。
さまざまな支援は、父や母たちに対する国家としての応援策なのだ。国も国民も穿き違いたくないものである。
それにしても、福山結婚騒動は凄まじい。
今日の午後、床屋さんへ行った。
福山結婚に対する若オカミの反応は面白かった。
「吹石さんなら許しますよ!私もあの人には負けます!」
あっけらかんと言いのけた若オカミの反応に、私も思わず大笑いした。
ちなみに、若オカミは42~3歳。3人子持ちの末っ子が、今年の春に高校に入学した。
この明るさがある限り、日本はまだまだ健康だ。
会社を早退したOLや炊事を放棄したママさんの存在は、日本が健全である証しなのではないか。
写真は五百羅漢の一像。頭を抱えて煩悶しているのだろうか。