新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

微熱

2018年11月15日 06時07分20秒 | 写真と俳句

 薔薇と言えば、何と言っても初夏や秋に盛んな花なのだが、私は冬の薔薇にも大いに心惹かれる。

 花弁が凍りそうに寒い朝、凜として咲く薔薇の花には、ぞっこん参ってしまうし、寒さに傷んだような花であっても、とてもいじらしい思いに駆られるのだ。

   冬の薔薇二夜続きの微熱かな   ひよどり 一平

  (ふゆのばらふたよつづきのびねつかな)

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踏みつぶそうか!

2018年11月14日 08時25分03秒 | 写真と俳句

 草むらに冬の蝶。

 近づけばひらひらと飛び立ち、しかし遠くへは行かず、近くでまたひらり。

 まるで私をからかっているようだ。

 いやなヤツ。踏みつぶしてくれようか。

    近づけば誘うて逃げる冬の蝶   ひよどり 一平

    (ちかずけばさそうてにげるふゆのちょう)

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どうかねぇ?

2018年11月13日 00時17分44秒 | 写真と俳句

 賑やかにしているせいか、ポインセチアはうっかり者。

 気が利いていそうに見えていて、肝腎のことが抜けたりしていそうで可笑しい

 そこが可愛いんだねという人もいるが、愛を感じないのであればどうかねぇ。

   この愛を知らずにポインセチアかな   ひよどり 一平

   (このあいをしらずにぽいんせちあかな)

 

 

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戦争の話

2018年11月12日 07時41分22秒 | 写真と俳句

 昨日はほどよい気温だった。午前中、カメラを持って外出。

 私の散歩コースに、家庭菜園の一角がある。幾人かの姿があった。

 私と同年配らしい男性が、大根の収穫をしていた、大根を撮らせてもらうことにした。

 それはそれとして快諾してもらったが、あっさり「ハイさようなら」とはならなかった。

 顔見知りでもないのに、「菊の花を持って行け」とか、「大根や人参を持って行け」など、様々な好意を示された。「これから出かけるので……」と、固辞することにした。

 当の御仁は話相手が欲しかったのだ。私の年配を見極め、先の戦争の話になった。  

 少年航空隊の隊員だったらしい御仁は、意気盛んだった当時を懐かしそうに語った。日頃はそのような話が出来ずにいるらしい。あの戦争は、遠い歴史上の一コマになってしまったのだ。御仁の胸中に、私は強い共感を覚えた。

   戦争の話に弾み冬ぬくし   ひよどり 一平

  (せんそうのはなしにはずみふゆぬくし)

  

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さながら

2018年11月11日 02時09分23秒 | 写真と俳句

 この季節の太った大根を見ると、悩みが吹き飛んだ気になれる。

 ありがたいことだ。

    さながらに快癒の如し大根引く   ひよどり一平       

   (さながらにかいゆのごとしだいこひく)

 

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