新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

影のいろいろ

2009年01月13日 08時12分12秒 | 写真・エッセー

 昨日は水の姿を見ていただきました。

 今日は影を見ていただこうと思います。

 影に対する思いは、人によってさまざまです。

 私が親しくしている後輩のH君は、影の写真を嫌っているのです。

 ところが私は、影には心惹かれます。私自身が影だからでしょうか。

 以前のブログ記事で、

    着ぶくれて愚かな影とにらめっこ   鵯 一平

 を載せたことがありました。自分で言うのは変ですが、気に入った俳句です。

 春と秋の影は、温もりを感じさせます。

 冬は淋しさそのものです。

 太陽の光からいただく造形の妙なのでしょう。

Simg_0200t

 上の写真は、ベンチと屋根が描いた影です。

 何の変哲もない影ですが、私にはとても興味のある「光と影」なのです。

 冬だからこそ描ける影です。幾何学模様の感じです。

Simg_0212t

 次は鴨たちの影です。

 池の鴨が、餌をねだって歩いておりました。

 人は餌をくれるものと思っているらしく、それらしい人に寄って行くのです。

 鴨が動けば、影もよちよち動きます。当然なのですが、とても滑稽な光景に見えます。

 ちなみに、私には寄ってきません。

 私のような風体では、餌にありつけないことを学習済みのようです。

Simg_0126t

 上は樹木の影です。

 ひとりポツネンと立っている孤木に、愛着を感じて撮りました。

 しょぼくれた私そのものです。

   孤木にはひとりぼっちの冬の影   鵯 一平

 今日は冬の影を見ていただきました。

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コメント (10)
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