新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

国軍の銃口

2007年09月30日 19時46分30秒 | 身辺雑記

 体調不良をブログに書いたら、幾人かの人から、電話を貰った。
 ありがたいことに、拙文を読んでくれている人がいたので、ビックリした次第。

 今日も一日中、座るともなく横になるともなく、時間が過ぎ去った。

 ミャンマーのデモ弾圧のニュースと、時津部屋のニュースが流れている。

ミャンマーの話ともなれば、気にはなるが、コメントできるほどの知識を持っているわけでもなく、なんとも言いようもない。

 ただ、群衆に対して銃を向けている軍の存在は、至極不気味だ。

 日本もそんなだったんでしょうと言われるが、断じてそのようなことはなかった。五・一五にしても二・二六にしても、反乱軍たちの銃口は民衆を向いていなかった。

 天安門事件の時も、銃口の先は民衆であった。

 国軍の銃口は、何を守るためにあるか。何に対して向けられるべきものなのか。

 よくよく考えるべきものであると思う。

 体調不良の私にとって、今日は、その程度で精一杯だ。 

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患者を見て処方

2007年09月29日 09時15分07秒 | 身辺雑記

 一昨日から体調を崩した。

 風邪なのか胃腸系なのか不明。
 咳が激しい。微熱がある。
 胸焼けがして、食欲がない。
 体重が減少している。ダイエットしているわけでもない。初夏のころに比較して、4キログラム以上の減少だ。

 行きつけの病院へ行った。
 
 まずは呼吸器科。レントゲンを撮った。異常がない。咳が出ていて微熱があるので、
「風邪でしょう」という診断で、風邪薬1週間分の処方。体重減少については、診断のデータとはしなかった。

 次ぎに消化器内科。半年ほど前の胃カメラ結果があるので、改めて検査はしない。
「胸焼けして食欲なく、背中も痛い。体重も激減」、と訴えたのだが、
「胃酸過多なのでしょうかねえ。少し様子を見ましょう」ということで、1と月分の胃薬を処方。

 体重減少については、歯牙にもかけない。
 もともと多いのだから、多少の減少はいいじゃないか。こんな感じかなあ。

「人を見て法を説け」という言葉がある。同じように、「患者をみて、処方をしろ」ということなのだろうか。
 私のような神経質な患者に、イチイチかかわっていたら、病院だってたまったものではないだろう。色々な奴が、勝手に色々なことを言う。
 ダイエットしても体重が減らないという奴もいるし、ダイエットもしていないのに、体重が減っちゃった、と言って悩む奴もいる。

 そんな悩み、どうってことナイじゃん。適当にやってよ。

 でも私にとって、体重の減少は不気味だ。
 
もう少し解明してみよう。まだまだ、長生きしたいんだなあ。

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みんな怒っている

2007年09月27日 18時10分57秒 | 身辺雑記

Simg_0893t  昨夕、床屋へ行った。客は私が一人。

 いつも若い店長夫人に、やってもらっている。
 30代後半の美人で、中学生を頭に3人の子持ち。

 昨今は、どこへ言っても政治談義になる。
 みんなが悲憤慷慨して、それぞれの主張を述べ立てている。一億総政治評論家で、私もその中の一人だ。

 安倍首相は無責任だという意見もあれば、周囲の人が鈍感だったのだ、と言って、安倍さんを気の毒がっている人もいる。人さまざまだ。

 店長夫人は、政治空白を怒っていた。

「問題が沢山あるのに、国会が休んじゃって……、お金を沢山貰っているくせに!」と、大変な怒りようだ。

「年金問題だって、まだまだはっきりしてないじゃありませんか」
「そりゃあそうだ」。私は押されっぱなし。まるで私が悪者みたいな怒りよう。

「もっとも、半分は諦めていますけどねえ」
「年金を……?」
「ええ、貰えないかもしれませんよねえ、私たちのころは……」
「そんなことはないでしょう?」
「だって、いろんなことに使ったらしいですよ」

 誰だって、社保庁の不始末は知っているのだ。

「奈良県のひどい話もあったじゃありませんか。国会を休まずに、あんなことを改善してほしいわ」
「……?」
「あたしたち女性は、生命がけで出産しようとしているんですよ。病院のたらい回しはないじゃありませんか。子供を生まなくなりますよ!」

 まったくごもっともな話だ。このごろすべてがチグハグで、肝腎なことが抜けている。

 お陰さまで、私の髪はすっきりした。

 写真は女郎花。群生の中の一輪を撮ろうとした。黄一色だった。
(写真をクリックいただくと、大きくなります)

 

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平和ボケの世迷い言

2007年09月26日 12時01分27秒 | 日記・エッセイ・コラム

 福田政権が今日発足する。
 首相自身が、「背水の陣」内閣と称していた。たしかに、崖っぷちに立っている内閣だ。

 ここのところのマスコミ論調は、至極温和になっている。安倍前内閣の時とは、マスコミ周辺の空気が違う。公平ではないと思う。
 安倍・中川連合軍と朝日・NHK連合軍との当事者だったことが、根っこにあったのだろう。大朝日が、底の浅い対応をしていたのだろうか。

 いままで、「漂流にストップ!」と銘打って、政治的な願望や感想を書いていた。
 安倍晋三氏の国家観や歴史認識が、私のそれと似通っていたこともあって、安倍内閣の応援団のつもりだった。

 所詮私は、外野からビールを飲みながら、政治プレーを眺めている一観客だ。
 政治動向をクールに観察し、適切な評論を行い、あるべき方向を指し示す役割を演じているのでもなく、また、その資格も才能もない。

 ジャイアンツが好調になったときは、メガホンを叩いてはしゃぎながら選手にエールを送る。しかし、ひとたび劣勢に追い込まれると、極端に声がしぼんでしまう。東京ドームに行かないどころか、テレビもみない。
 相手チームを大声で罵倒するほどの蛮勇はない。わがチームの不運を嘆きつつ、ブツブツ言っているのが精一杯。相手チームを罵倒してみても、私のストレスは発散できない。

 ジャイアンツが引っ込んでしまった。メガホンを叩ける役者がいない。

 福田首相にも頑張って貰わなければならない。しかし、私の願望とはチョット違うようだなあ、といった感じなのだ。
 国民のための良い政治をして貰いたいのだが、メガホンを叩く気にはなれない。

 靖国神社に代わる追悼施設の建設とか、拉致問題の対応の点で、少しばかり違和感がある。リベラルとでも言うのだろうか。

 「漂流にストップ!」はメガホンだった。

 悩んでいる。まさに、ノーテンキな平和ボケの世迷い言。

 暫くは様子を見ながら、「漂流にストップ!」も続けよう。
 もしよろしかったら、そちらにもお立ち寄りくださいませ。

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謙虚と自虐

2007年09月25日 20時05分35秒 | 日記・エッセイ・コラム

 後輩の娘さんが亡くなった。癌だったそうだ。34歳の若さだった。

 お通夜、葬儀に出られないので、電話でお悔やみを申し述べた。

 発病してからわずか1年余りでの他界だったようだ。

 「憐れでした」。
 短い言葉の中に、若くして逝った娘に対する真情が、切なく込められていた。
 朝から、ガーンと一発やられた感じだった。
 
 長男の嫁を亡くして幾年も経っていない私としては、我がことのような衝撃だった。
 その辺りの耐性は、青壮年代よりも老人のほうが弱いのかもしれない。

 昼、後輩の一人と食事を共にした。

 その折り後輩から、「先輩は、少し自虐的ではありませんか」、と言われた。
 社内報その他の書き物に対する感想だった。

 「ウーン……」
 とっさに言葉が出なかった。
 
 謙虚と自虐ではだいぶ違う。謙虚のつもりで言っていることでも、とりようによっては自虐的ととられるということなのだ。
 しかも、単に自分個人の実績について自虐的に表現しているのなら、それはそれで勝手な話なのだが、プロジェクトチームの実績や会社経営の業績については、自分の美学に酔って自虐的になっていると、チームの実績否定になってしまうおそれがあるのだ。

 今日、ハッとさせられた。
 今後の課題として考えたい。

 一部のリベラル派の歴史観を、自虐史観と批判していた私としては、思わぬところに陥穽があったかもしれない。 

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