新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

豊かな気分で

2023年09月12日 20時24分09秒 | 写真と俳句

 農業用水の向う岸の藪の中で、立派な烏瓜が垂れている。

 用水の川幅は数メートルほどあり、しかも深さが数十センチもありそうだ。

 立派な烏瓜は妨害されることもなく、ゆったりと垂れているのだ。

 烏瓜に異様な興味を持つ私でも、おいそれとは近寄れない。

 私以外のなにびとも近寄れない。

 つまり、烏瓜が誰かに持ち去られる心配はないのだ。

 だから私は、毎年、豊かな気分でこの季節を過ごしている。

 

 

 

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無神経なヤツ

2023年09月12日 19時31分52秒 | 写真と俳句

 

    しばらくの別れの余情秋日傘     一平

  (しばらくのわかれのよじょうあきひがさ)

   ・・・・・・・

 別れには「秋の日傘」は似合わない。

 秋とは言え、日傘をさすほどの日和であれば、別れの悲嘆はさほどない。

 写真を眺めながら、そんな不埒なことを思った。

 無神経なヤツ!

 

 

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吾亦紅

2023年09月11日 17時03分40秒 | 写真と俳句

  揺れ止めて何を思ふや吾亦紅   一平

 (ゆれとめてなにをおもうやわれもこう)

  ・・・・・・・

 花とも思えない吾亦紅に、私はとても魅かれている。

 団子のように見える花は、じつは多数の小さな花が集まった花序、いわば偽花なのだとか。

 そんな吾亦紅を、私は長い時間をかけて、じっと眺めていたい。

  ・・・・・・・

  然りながら許す気も無し吾亦紅    一平 

 (さりながらゆるすきもなしわれもこう)

  ・・・・・・・

 午前中に駅前の書店へ行った。

 目当ての本は無く、まったくの無駄足になってしまった。

 かなり蒸し暑い陽気だった。

 が、秋は確かな足取りでやって来た。

 私の不得意な季節が近づいて来ているのだ。

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孤独なカラス

2023年09月05日 19時59分20秒 | 写真と俳句

 馴染みの公園です。

 一羽のカラスをレンズに収めようと追いかけていました。

 私の魂胆を承知のカラスは、私を揶揄うように、草原に降り立ったり、樹上に飛び上ったり・・・。

 掲げた写真は、その中の一枚です。

 孤独なカラスだったのかも知れません。

 

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鴨たちの興味?

2023年08月30日 09時14分00秒 | 写真と俳句

 早朝のいっときです。

 池から上がった鴨たちが、草っ原(左のほう)を目指して移動を始めました。

 子供たちの跳んだり跳ねたりしている様子に、興味があるのでしょうか。

 もっとも、早くも引き返す鴨がいるのだから、早くも興味を失ったのかもしれませんね。

 そんな鴨も、カメラを構えている私には、とんと興味がなさそうです。

 

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