新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

焚き火

2009年01月16日 07時18分03秒 | 写真俳句・エッセー

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けぶりたる焚き火の匂ひ母恋し

 風が止んだ。

 公園裏側の畑地で、焚き火が始まった。落葉を焚いているのかもしれない。

 煙が緩やかに流れた。

 独特の匂いが、鼻にツンときた。

 突如として、母への想いがよみがえった。

 今年は母の50回忌なのだ。

 過日、弟から連絡があった。

 あの頃から、もう50年も経ってしまった。ずいぶん遠くまで来たものだ。

   けぶりたる焚き火の匂ひ母恋し   鵯 一平

 苦労し通しで逝った母だった。

 親孝行の真似事もできなかった自分が悔しい。 

 幾つになっても母は恋しいもの。みなさん、どうかお笑い下さいますな。

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コメント (24)
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