新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

ある少年の述懐

2018年03月31日 00時14分57秒 | 写真と俳句

 

 菜の花は好きな花の一つです。それもトップクラスです。

 それでいて、私の場合、なかなか馴染みきれない花なのです。

 近所に住むちょいと綺麗な二つほど年上のお姉さん。十七、八才くらいかな。

 にこにこしているから、言葉を掛けようとすると、ポイっと横を向かれてしまいます。

 こんなのってイヤですねェ。にこにこの真意が掴めない。

 つまり、真意のないニコニコだったのですね。

   菜の花やもうこれっきり泣きません    ひよどり 一平

     (なのはなやもうこれっきり泣きません)

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さだめ

2018年03月30日 02時24分25秒 | 写真と俳句

  老い逝くは定めなりけり木瓜の花  ひよどり 一平

  (おいゆくはさだめなりけりぼけのはな)

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叱られる

2018年03月29日 10時35分28秒 | 写真と俳句

 私は桜の花が大好きだ。だから、咲き始めると同時に、血が騒ぐ。

 特に好きな桜がある。歴史的背景とか、銘木としての評価などとは関係がない。私が好きなだけであり、一方的に畏れ入っているだけのことだ。

 上の桜もそんな中の一本。家から歩いて20分程度の距離なので、月に一度程度は会っている。

 会えば必ずお説教。これもまた身から出た錆なのだから、甘受せざるを得ない次第。

   向き合ひて桜に篤と叱らるる   ひよどり 一平

   (むきあいてさくらにとくとしからるる)

 

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いつもの辺り

2018年03月28日 00時02分50秒 | 写真と俳句

 私はあまり夢を見ない。見ても忘れてしまうのかも知れない。

 それでも、極くまれに見ることがある。

 しかし、極くまれに見る夢にしても、決まって途中までで切れてしまう。

  花馬酔木夢はいつもの辺りまで   ひよどり 一平

  (はなあしびゆめはいつものあたりまで)

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急かされて

2018年03月27日 16時21分03秒 | 写真と俳句

 桜が咲いたぞ!

 「桜が咲いた」という言葉は、私にとってとても強く響きます。

 「見に行かなくては」とか、「散ったらどうしよう」というような脅迫観念が働きます。

 写真は、そのような「脅迫観念」に動かされ、公園まで馳せ参じて撮った一枚です。

 「間に合ってよかったなァ」と、それがその時の実感です。

 私にとって、桜はそんな花です。

   急かされて着いて安堵の花見かな   ひよどり 一平

   (せかされてついてあんどのはなみかな)

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