新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

麻生太郎に期待!

2008年09月30日 07時30分39秒 | コラム・エッセー

 昨日の午後、テレビの前で、麻生首相の所信表明演説を聞いた。

 久しぶりに「志」を表明する政治家を見た。

 衆院選挙が近い。だから余計に戦闘的だったのだろうか。

 しかし、明解に言ってのけたところに、心意気が感じられた。

「日本は強くあらねばならない。明るくならねばならない」と、強く訴えて演説にはいった。

 間近な衆院選を意識し、民主党との対決姿勢は、極めて鮮明であった。

 民主党の国会対応について、鋭い語調で批判を加えた。

「民主党の国会対応は、政局を第一義とし、国民生活を第二義としている。参院で与党を上回っている民主党は、合意形成のルールを打ち立てるべきだ!その用意はあるか!」

 このような首相演説を、私はかつて聞いたことがなかった。

 日米同盟を主軸とする外交姿勢も明らかにした。

「日米同盟と国連とのどちらを優先させるのか!」

 民主党の小沢代表が、「国連決議」さえあれば、軍事貢献もできる」と表明していることに対する批判であった。

「緊急経済対策実施の裏付けとなる補正予算の成立は、焦眉の急だ。呑めない点があるのであれば、代表質問で示してほしい」

 補正予算の成立に向け、攻撃的な語調で民主党を挑発した。

 私もまったく同感だ。

 ねじれ国会であればこそ、民主党は与党の独断を抑制し、「よりよきもの」の合意形成へ向けた論議ができたはずだ。

 しかしながら、民主党は政局を急ぐあまり、単なる反対意見に走り、時には議論もしなかった。

 ただひたすら、「解散・総選挙」を政治目的とした。「選挙」のみが「国益につながる」とでも言いたそうだった。

 政治家の使命は「国益」を考えることであり、「国民生活の安定」を図ることにある。

 選挙はそのための手段に過ぎない。

 間もなく衆議院は解散され、総選挙となる。

 こんどは、国民の「志」と「国家観」が問われ、「経済政策の選択」を迫られる。

 政治を選択するのは、我々国民なのだ。

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身に余ること

2008年09月29日 10時36分46秒 | 身辺雑記

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 昨日はとても嬉しい一日であった。

 多くの人たちから、拙著「ほろ酔い気分」出版の祝意をいただいた。

 このような「場」があって、果たしてよかったのだろうか。身の程も知らぬ仕儀ではなかったのか。

 一夜明けた今朝になっても、そんな思いから抜け出せない。

 仕事場の幹部や仲間や後輩たちから、暖かい言葉を沢山いただいた。穴があったら入りたいほどだった。

 何もせずにいた我が身の不徳を、あらためて思い知らされた。これは辛い。

 調子に乗って飲んでしまった。これが私の癖だ。癖というより、病気かもしれない。

 写真は2006年撮影の賑々しいコスモス。

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秋気澄む

2008年09月28日 07時20分52秒 | 写真俳句・エッセー

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生かされし身にしみじみと秋気澄む

 お彼岸が足早やに過ぎていきました。

 心が緩んだせいか、昨夜は、身体の芯に疲労を感じました。そのくせ、熟睡はできませんでしたね。今朝の目覚めは、4時ごろ。いくらなんでも、早起き過ぎます。

 ここのところ、気温が低くなってきました。身にしみて、秋の深まりを感じます。

 カミさんは、「やっと涼しくなったわぁ」、と喜んでいます。

 ところが私にとっては、「イヤに冷えてきたなぁ」、と感じる季節なのです。

 因果な夫婦です。

 ここ2~3日で、幾人かの人たちと会いました。楽しい話がほとんどでしたが、身につまされる話もありました。正直に言えば、不愉快な話もありました。

 麻生内閣が中途半端な支持率でスタートしました。そして、日を置かずに閣僚が辞任。

 中山大臣には、ほとほと呆れました。自分の置かれている立場を、理解できていないのでしょうか。立場上で言えないこともあるはずです。任命責任も問われますね。

 我が子を殺した母親。これもやりきれない事件です。

 まだ未解決の女児殺人もありました。

 食の安全を脅かす事件は、後を絶たずに起きています。

 世の中はさまざまです。元気をもらえる話ばかりではありませんね。

 いいことだけを見て過ごしたい!

 いやなことからは目をそむけていたい!

 そんな我が儘な思いは、身勝手な願望なのでしょう。

 気持ちの良くなるブログを書きたいと思いながら、つい、暗い面にも眼を向けてしまいます。

 生かされて生きている以上、逃げず怖じけず、しっかり見据えて対応すべきなのかもしれません。

      生かされし身にしみじみと秋気澄む    鵯 一平

 秋になると、上空の空気が降りてきて、空気が澄んできます。夏の淀んだ空気とは対照的。

 ものが鮮やかに見え、すべて聞こえるのが秋です。

 今日の昼、「ほろ酔い気分」の出版祝賀会に招かれております。

 仕事場の幹部や仲間、後輩たちが、わざわざ催してくれるのだそうです。

 身に余る光栄で、少し緊張しています。

 

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トゲトゲしくなった

2008年09月27日 05時31分19秒 | 身辺雑記

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    先日の夜、タクシーで移動中のこと。

 片側一車線の繁華街を走っていた。

 横断歩道のない道路を走行中、中年男女がパッと飛び出した。

 ドライバー氏がブレーキを踏んだ。

 同時に、飛び出し男女も、ギクッとして立ち止まった。

 立ち止まったまでは良かったが、ドライバー氏を睨みつけて突っ立ったまま。

「どうしたの?」 私がドライバー氏に尋ねた。

「あの二人、怒っているンですよ」 

 立ち止まっている男女に頭を下げながら、白髪のドライバー氏が答えた。

「へー、あっちが無理な横断したのに……?」 

「ええ、あんな人、多いですよ」 

 タクシーを見返りながら、中年男女が道路をわたっていった。たしかに怒っている様子だ。

「クラクションでも鳴らすもンなら、場合によっては大騒ぎになりますよ」

「そんなもンかねえ」 私は呆れながら言った。

「会社の朝礼では、クラクションは極力鳴らすなって言われてます。クラクションのトラブルが多いンです。特に夜は鳴らしませんね。酔っぱらいが多いですから……。中には、車を蹴っ飛ばす人もいますよ」

「若い奴?」

「いいえ、男女別や年齢に関係ありません。トラブルになって警察でもきたら、2~3時間は吹っ飛ぶので、私たちは頭を下げっぱなしです。イヤですねえ」

 ドライバー氏がしみじみと慨嘆した。

 ーーー さもありなん。  私としても、それは想定内の感じだった。

「私は30年くらいタクシーに乗ってますが、いつの間にか悪くなりましたねえ。とにかく、トゲトゲしくですよ」

 ドライバー氏の「トゲトゲしい」という表現に、とても真実味があふれていた。

 このトゲトゲしさは、いつごろから始まったのだろうか。

 なぜトゲトゲしい世相になったのだろうか。

 理屈をこねれば、原因を捻り出すことはできる。

 バブル崩壊後の社会の閉塞感を言う人がいりかもしれない。

 格差社会の進展に原因を求める人もいるだろう。

 根っこは教育問題なのだと言う人もいるだろう。

 政治や官僚に対する苛立ちなのだ、と説く人もいるに違いない。

 しかし、どんな原因を捻り出したところで、直ちに除去できる方法はないように思える。

 行くところまで行かなければ、もとには戻れないのではないか。

 まるで地球温暖化と同じだ。

 あらゆる事象に、もはや復元力はない。

 暗い気持ちのままタクシーを降りた。

 今日の記事はトゲトゲしかった。せめて膨らみのある写真と思い、鶏頭を載せた。

 2007年9月15日に撮影。

 今日は早い外出なので、早い投稿となりました。

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後事を託す

2008年09月26日 06時34分39秒 | 身辺雑記

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 幾月か前、ある労働組合の委員長と会った。

 10年余も委員長をしていた。もう世代交代を考えるべき頃だった。

 M君本人も、2~3年前からそれを承知していた。組織内では提案をしていたらしい。

 しかし、会社自体が大変革中であった。そんなおり労働組合としては、委員長を交代させる余裕はなかったようだ。だから、彼の申し出でを、組織では受け入れなかった。

 後継者問題もあったのかもしれない。

 M君と私は、旧知の間柄であった。

 私も交代を促したこともあった。彼もそのつもりは持っていたようだった。

 今年も彼の意思は、交代にあったようだ。

 しかし折悪しく、会社に対し、強い逆風が吹いてきていた。

「今の時点での交代は、敵前逃亡になるのではなかろうか」

 誠実で、どちらかと言えば不器用な彼は、そんな思いに悩んでいたように思えた。

 もちろん、そんなことを口にするM君ではなかった。組織の長が等しく悩むのは、自らの進退である。孤独な自問自答の中で、決しなければならない。

 幾月か前に会ったおり、M君の苦悩をかいま見た思いをした。私自身の過去を思うとき、彼の胸中がよく見えた。

「自分が思っている以上に、人は育っているものだよ」

 問われもしないのに、私はそんなことを言った。年寄りは余分なことを考える。

 そんな私の話を、彼は黙って聞いていた。思いあぐねている様子もあった。

 そのころの私は、病後だったので、今よりもアルコールに恐怖があった。ビールすら舐めるようなピッチで飲んでいた。

 M君は大の酒豪なのに、私のペースに合わせてくれた。日本酒をグイグイやるタイプの彼が、ビールを飲んでいた。

 2人は、チビチビやりながら、昔話や世間話をした。

「それじゃぁ、また会おうや!」

 話に折り合いをつけ、またの逢瀬を口にしながら、二人は席を立った。

「今夜はありがとうございました」

 さっぱりしたような顔で、彼は手を出した。目元にキラリと光るものがあった。

「うん、今夜は楽しかったな」 そう言って、私もその手を握り返した。

 9月に入ってから、その会社の労組人事を耳にした。

 M君は新進に後事を託したのだろう。

 冒頭に掲げた写真はセンニチコウ。先日実家で撮影した。

 花言葉は、「終わりのない友情」だそうだ。千日も紅いからだろうか。

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