新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

みずかきが大事

2016年12月06日 23時56分14秒 | 身辺雑記

 二羽の鴨が、ゆったりと浮かんでいた。

 即かず離れずの間合いがとてもいい。

 特別に気遣うふうもなく、もちろん、お互いを無視しているわけではない。

 見えていない水面下のみずかきによって、すべてが決まっているのだナ。

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不躾なカラオケ談義

2016年10月17日 22時34分07秒 | 身辺雑記

 

 ここのところ、カラオケに興じる時間がかなり減少した。体調が悪いわけではない。

 理由の一つとして、ゴルフの練習に力を入れたことがあったかもしれない。

 しかし、それだけでカラオケの時間が減ったのではない。

 「ひとりカラオケ」に興じる時、「採点」をセットして、マシンに採点をしてもらったりしている。

 歌い終われば直ちに、その曲の全国平均点と私の採点結果が示される。

 私の場合、平均点を上回ることが一つの目標。

 マグレなのかマシンの誤動作なのか知らないが、高得点が出ることがあり、そんな時は大満足だ。

 この頃、その得点が良くない。意欲減退の理由の一つかも。

 いや、聴いてくれる人がいないことに、そろそろ飽き足らなくなったのかも知れぬ。

 歌に自信が出たのだという意味ではない。誤解のないように!

 やはり、年頃ソコソコの女性に聴いて貰えれば、それは最高ですよねェ。

 と、これはまた、ひどく不躾な願望だこと。

    不躾なおのれなりけり新松子   ひよどり 一平

 

 

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男は臆病なのです

2016年10月03日 01時33分11秒 | 身辺雑記

 その筋のベテラン女性から聞いた話二題。

①  「純情なんだか朴念仁なんだか、とんだ分からず屋でさァ」

    銀座裏のバアのマダムの話だ。

    「この頃箱根に行っていないのよねぇ、行って見たいわァ~」

    40代の男性客に言ったそうだ。

    もちろん、そう言われれば、40代紳士に否も応もない。

    週末にその幸運紳士のマイカーで二人は箱根へ。

    「そいつ、強羅温泉あたりで、あたしに『お風呂に入る?』って訊きやがんの。

    あたし、当然、『入るわ』って言ったのよ」

    迷惑なのろけ話なのだが、義理半分、興味半分で聞いていた。

    「そいつ、なんて言ったと思う?『オレ、車で待っているから……』だってさ。

    恥を掻かすなってんだよね。あんた、どう思う?」 

    なるほど、マダムが怒るのは無理もない。 

    ライバルが一人消えたので、私としては、内心ホッとした話だった。

②  次は、小さな料亭の女将の話だ。

    「月に一度か二度は来てくれるお客さんだったのよねぇ。

    その人にウチの女の子が惚れちゃって」

    こんな話を聞かされるのは好きではないが、拝聴することにした。

    「お客さんが帰るとき、その子をその子のマンションまで送って貰ったの。

    男だったら何か気付くはずよねぇ」

    ところが、そのお客はまったく気付かなかった。

    幾夜も幾夜も、女の子をマンションの前で降ろして、さーっと帰って行ったとか。

    「可哀想に、その子、ウチを辞めちゃったわ。絶望したのかしらねぇ」

 この二つの話、平均的(?)男性の私としては、勿体ないなァと思わぬでもない。

 しかし、そのような折りの女性の気持ちなんぞ、なかなか分かりにくい。

 私だったらどうするだろうか。

 おそらくこの男たちと同じような行動をとったに違いない。

 本当のところ、男は女の気持ちが分からない。

 いや、単に男は臆病なのです。

   

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気落ちと多忙

2016年05月06日 19時49分50秒 | 身辺雑記

 半月ほど重篤状態にあった福島県在住の叔父が他界。

 行ったり来たりで、少しばかり疲労が重なってしまいました。

 2~3日ほど、ブログから遠ざかっております。

 ご容赦下さい。

 

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男たちよ!

2016年02月27日 09時30分25秒 | 身辺雑記

 26日の閣議で、高市総務相から、昨年に実施された国勢調査の速報値が報告された。

 その結果、日本の総人口は1億2711万人。前回の22年調査より97万7千人ほど減少した。

 大正9年(1920年)の調査以来初めての人口減少なのだそうだ。

 国際的に言えば、人口の上位20カ国のうち、減少したのは日本だけ。

 危機感を感じ、国政レベルや地方レベルて対応策を講じているが、特効薬はなかなかない。

 原因はいろいろあるのだろう。

 われわれ世代が、子供たちや後輩たちに、結婚や子育ての苦労を見せ過ぎたのだろうか。

 だから子供たちが、結婚することや出産・育児することを躊躇っているのだろうか。

 現実的・経済的に、結婚・出産・育児が成り立たないのだろうか。

 私の若いころ、「一人口は食えないが、二人口は食えるもの」という話を、よく聞かされていた。

 つまり、「結婚すりゃァ何とかなるもんさ」ということだったと思う。

 「好きな女がいたら、結婚しちゃえよ!」といった気合いだった。

 一部の学者は、「男性の性に関する染色体が弱くなった」という説を言っていたが………。

 もちろん、どこかの国のように、人口が多ければいいというわけではあるまい。

 その上で、結婚しない若者が殖えているという実態を、どのように考えればいいのか。

 やはり「経済が問題」なのだろうか。経済だけの問題なのか。

 私が若かった頃、つまり中学や高校の頃、友人を「あの子」なんぞとは言わなかった。

 「アイツ」とか、「カレ」と呼んでいた。時には、「あのヤロウ」なんぞと呼んでいた。

 今の時代は、社会人になっても、友人を「あの子」と言っている。

 質問に答え、「あの子、中学の頃は………」なんぞと答えている映像を見たりする。

 なんとも幼い。「まだまだ大人になりきっていないなァ」と感じるのは、老人の考え過ぎか?

 経済的な対策を考えるだけで、コトは解決するのだろうか?

 男たちよ、もっとガムシャラに行け!

 そのように言いたいのだが。

 言うまでもないことだが、心や身体のかかわりもあり、全ての人に言ってはいない。

    

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