柳田法務大臣が辞任した。
軽い言葉が追及された。単なる軽口として見過ごすことはできなかった。紛れもなく国会軽視の発言だった。人間性の問題でもある。
菅総理としては、苦々しく思ったことだろう。任命責任が問われて当然だろう。今後における国会論議で、追及されるに違いない。
ほかの閣僚の言葉にも、幾度かの論議があった。野党が追及できなかっただけだ。
菅総理には、施政方針演説に関し、『大風呂敷を広げる』があった。
「できないかもしれないけれど、いろいろやりたいと思って……」
なんぞとグダグダ言いながら、なんとか逃げ切ってしまった。
言葉の持つ真意は、『大言壮語する』とか、『法螺を吹く』といった意味合いの言葉だ。施政方針演説が、大言壮語や大法螺であっては困るのだ。
仙谷官房長官には、『柳腰外交』や、自衛隊に対する『暴力装置』発言があった。
いずれも大問題なのだが、特に『暴力装置』には驚いた。『暴力』とは、『乱暴な力、無法な力』なのだ。我が国の自衛隊の武力に対し、『乱暴で無法な力』という表現は、言い間違いという弁明で済ませられる事柄ではない。
ところが、野党は強い追及をしていない。国際的にも大きな影響が出る。これぞ「罷免」に値する発言であったと思う。
仙谷由人なる政治家が、如何なる政治信条の持ち主であるか、自ずから出てしまった言葉だった。
彼は自衛隊を、「憲法違反」と断じたのだ。これを許していいはずはない。単に、「自衛隊員へのお詫び」で済む話ではない。
自民党をはじめ野党の奮起を促したい!
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