新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

臘梅は香り

2010年01月09日 06時06分00秒 | 花言葉

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 今、臘梅が盛んに咲いています。

 昨年よりは、幾分か早く咲いたのでしょうか。

 ろう細工を思わせる梅のような花。それが名前の由来とか。

 どちらかと言えば、かなり硬質な感じの花ですね。

 私は臘梅が好きです。

 しかし、好きな理由は、姿かたちより、あの芳しさにあります。

 たとえようのない艶やかな香り。

「誰か・・・?」  

 誤解して、つい振り向いてしまいそうになります。

 私が男だからでしょうか。

 昨日の「いのちの囁き」で、臘梅を詠んだ俳句を記事にしました。

    臘梅や纏ふ光のかをるなり   鵯 一平

 私にとって、臘梅と言えば香りなのです。しかも、艶なる香りです。

 花言葉は、「慈愛」。少しばかり違和感を感じてしまいますね。

 なにしろ、私が受けている臘梅の感じは、艶やかさなのですから。

 もっとも、ほかの花言葉があるかもしれません。

 別館として、写真俳句ブログの「いのちの囁き」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

   → こちら

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タンポポ

2008年04月04日 09時08分08秒 | 花言葉

 なかば荒れ地のような地面に、タンポポの黄色がひときわ目立っていた。

 タンポポには在来種のニホンタンポポと、在来種のセイヨウタンポポがある。

 ニホンタンポポはセイヨウタンポポに駆逐されかかって見かけなくなったとか、交雑が進んだので、見分けができなくなっているなどとも言われている。

 私が追いかけたタンポポが、どちらのものか判別ついていない。

 中には、綿毛をつけた気の早いタンポポもあった。

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タンポポ(1) 2008年3月30日撮影

 たんぽぽ(1)は、肩を寄せ合って咲いていた「団らん」タンポポ。

 温もりが感じられて、私の胸の中にも、暖かな灯がともった。

 仲良しこよしの雰囲気だ。

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タンポポ(2) 2008年3月30日撮影

 タンポポ(2)は、茎を思いっきりに伸ばし、綿毛を飛ばそうとしている。

 綿毛には小さな種がしっかり掴まり、飛行準備は完了。

 僅かな風によってでも、ふーわりと飛んで行くに違いない。

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タンポポ(3) 2008年3月30日撮影

 タンポポ(3)は(2)と同じ構図。ただ、思いっきり綿毛に近寄り、タンポポにピントを合わせようとした。

 綿毛は面白い円になってくれたが、咲いているタンポポのピントがすっきりしなかった。

 これはあくまでも、撮影者たる私の技倆問題。

 タンポポの花言葉を調べると、「神の神託」、「別れ」、「別離」などとなっている。

 不勉強のため、そのほかには知らない。

「別れ」や「別離」は、綿毛が飛んでいくことにちなんでのことだろう。

「神の神託」について、私はまだ理解できていない。
 神に運命を委ねた綿毛の気持ちなのだろうか。知る人がいたら、ご教示を願いたい。

 タンポポ(1)の雰囲気から、温もりのある「団らん」を感じとることは出来ないだろうか。

 とすれば、花言葉に、「温もり」や「団らん」があっても、決して邪魔にはなるまいと思うのだが……? 

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花言葉愚説

2008年01月08日 10時07分28秒 | 花言葉

 花言葉って、誰が、いつ、何のために作ったのでしょうか。

  実生活上で何のかかわりもありませんので、気に留めることなどありませんでした。

 もちろん、今もその状況は同じです。

 花言葉をイメージしながら、カミさんに花を贈るなど、考えもしませんでしたし、これからもしないのではないでしょうか。

 ほかの女性に対してはどうかと言えば、これは分からない!と答えます。

 男は何歳になっても、見栄がありますからね。

 そんな私が、花言葉の話をするなど、門外漢もいいところで、かなり図々しい次第です。

 しかも、独断と偏見に満ちた思いこみに基づく愚説です。

 関わっておられる方には、まずお詫びを申しあげます。

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紫陽花  2006.6.22

 写真は一昨年の6月撮影の紫陽花です。

  花言葉は、「冷淡」、「移り気」なのだそうです。

 「うん、なるほど、そうかそうか」と、これにはおおむね納得できますね。

 雨が降ろうが降るまいが、しれーっとして咲いている。

 見ている人がいても、知らんぷり。

 冷静と言おうか、冷淡と言おうか。

 しかも、時とともに色彩が変わって行くのですから、そりゃあ「移り気」と言われる道理はあるかもしれません。

 だから、紫陽花の花言葉には納得です。

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タンポポ  2007.11.25

  実は、タンポポの花言葉が気になったのです。

 色々な花言葉が作られているのでしょうが、私が知ったタンポポの花言葉は、「別離」でした。

 写真のタンポポは、去年の11月25日、枯葉の下で健気に咲いておりました。

 寒さの中で、一途に花開かせたタンポポに、「別離」では可哀想ではありませんか。

 私なら、「一途な愛」としたいですねえ。

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山茶花  2007.11.25

 山茶花の花言葉は、「理想の恋」、「控えめな恋」だそうです。

 嬉しくなりました。

 恥じらいを見せながら、それでも精一杯に咲いている山茶花に、「控えめな恋」を感じます。

 もともとそんなイメージを描いてレンズを向けるため、私の山茶花はそんなそぶりを見せてくれるのかも知れません。

 写真は昨年11月25日に撮影しました。

 陽を受けて精一杯に花弁を開かせくれています。

 でもどこか、消え入りたそうな恥じらいを感じます。思いこみもここまで来ればほとんど病気ですね。

 でも愛しい花です。

 愚説をダラダラと述べ立てて、ゴメンナサイ。

 新春愚考と思し召して、存分にお笑い下さいますように。

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