新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

憂し

2018年05月22日 06時54分52秒 | 写真と俳句

      噴水に寄らず離れず鴉憂し   ひよどり 一平

  (ふんすいによらずはなれずからすうし)

   体調憂し。

   しばらく休みます。

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サルトルもニーチェも

2018年05月21日 05時39分59秒 | 写真と俳句

 私の活動エリアの中に、数本の大きな枇杷の木がある。

 日頃から手入れがなされていて、今年も、素人目にも立派な実が成った。

 そろそろ撮影チャンスだと思い行ってみたら、すでに取り入れは済んでいた。

 この写真は、其処とは違う枇杷の実。粒が揃っておらず、しかもて貧相。

 こんなことを書いて記事のネタに使っては、枇杷に申しわけがないのだが。

   サルトルもニーチェもあらず枇杷熟るる   ひよどり 一平

    (さるとるもにーちぇもあらずびわうるる)

 あの頃、サルトルだ、ニーチェだ、実存主義だと言って、粋がっていたっけ。

 今や、そんなカラ騒ぎなんぞすっかり忘れ、どこから見ても、単なる貧相な好々爺。

 時間という仕掛けが、お調子者を手際よく枯らしてくれたのだ。

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鯉が跳ねた

2018年05月20日 07時21分17秒 | 写真と俳句

   鯉跳ねてくろぐる沈む夏はじめ   ひよどり 一平

   (こいはねてくろぐろしずむなつはじめ)

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新しい夏へ

2018年05月18日 09時18分48秒 | 写真と俳句

 昨日、ゴルフ場の上空は快晴。

 プレイはスタート以降極めて順調。だが、その順調さは午前中イッパイまで。

 午後の気象状況は、夏日以上だったのではないか。すっかりバテてしまった。

 我が身の不甲斐なさを感じ、パーティの場で、高齢を理由に引退しようと思った。

 ところが、幹事の巧みな誘導に引っかかって、次回も参加することになってしまった。

 「高齢ながら元気で参加して下さり、われわれの励みになるので、次回も参加を!」

 そのように言って貰えるのが花。精進して次回も参加するつもりである。

 写真は小さな池の睡蓮。雨が少なかったため、葉も花も泥で汚れている。

 葉や根や花の下を、大きな鯉が泳いでいて、時折沢山の泥を跳ねあげる。葉や花が汚れている所以なのだ。

   睡蓮やうごめく鯉の泥けむり    ひよどり 一平

  (すいれんやうごめくこいのどろけむり)

 雨が欲しい。睡蓮の泥を洗い流してほしい。

 私も心機一転」し、夏に立ち向かいたい。私にはし残していることが沢山あるのだ。 

  今夜は池袋へ。

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途方に暮れて

2018年05月17日 02時20分02秒 | 写真と俳句

 正直なことを言えば、私の場合、鴉の親子を判別するのは難しいです。

 近くへ寄れば、親鴉に襲われる危険性があります。

 遠くから見て、なんとなく「これが子鴉だ」と決めています。

 経験から言えば(自信はないのですが)、子鴉はよく嘴を開けているような。

 でも、こんなことが「鴉学」で通用するとは思っていません。

   鴉の子途方に暮れてしまひけり   ひよどり 一平

  (からすのことほうにくれてしまいけり)

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