新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

年寄りの冷や水だァ

2020年06月30日 18時01分37秒 | 写真と俳句

    青柿のわれを睨むは小憎らし    ひよどり 一平

   (あおがきのわれをにらむはこにくらし)

    ・・・・・・・

  ある家の屋敷内から張り出している柿の枝。

 「青柿」にはまだ早いかもしれないなと思いながら、柿の木の下でウロウロしていたら、その家の女主人が出て来た。

「今年の柿は、なぜか実が落ちちゃうんですよ」と言った。

 なるほど、なかなか柿の実がみつからない。

 花は咲いたけれど、途中で落ちてしまうらしい。

「青柿」と詠むには早過ぎるかもしれないけれど、カメラに収めた。

    ・・・・・・・

 雨が激しくなってきた。

 大急ぎで家の周りを点検。

 なんとまァ、すってんころり。足が滑って背中から転んでしまった。

 痛いのなんの・・・・。

 孫と野球をして転んで以来だ。

 年よりの冷や水。

 

 

 

 

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家庭菜園の茄子

2020年06月30日 07時18分36秒 | 写真と俳句

    今朝晴れて茄子の紫紺の初々し    ひよどり 一平

   (けさはれてなすのしこんのういういし)

    ・・・・・・・

 写真は散歩コースの家庭菜園で撮った茄子だ。

 あまり広くない家庭菜園だが、時折り老夫婦が農作業をしている。

 夫は85歳前後で、妻は80歳を越えたあたりか。確かなことは分からない。若い頃、何処かの駅前で、居酒屋をやっていたらしい。

 夫はすこぶる不愛想。板前の腕は確かかも知れないが、客あしらいは下手なはず。それとも、私を嫌いなのだろうか。

 その点、妻は愛想がいい。おしゃべりではないが、元々の顔の作りが福々しくて、声をかけ易い。先方からも声をかけてくれる。

 私は通りかかっても、夫だけの時には声をかけない。もちろん、写真も撮らない。

 妻がいれば、なんやかやと声をかけて、時には写真を撮らせてもらっている。

 

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睡蓮

2020年06月29日 03時59分26秒 | 写真と俳句

   睡蓮や盛り上がりたる鯉の道    ひよどり 一平

  (すいれんやもりあがりたるこいのみち)

   ・・・・・・・

 不愉快な眠気が襲ってくる。

 睡眠不足が祟っているのかもしれない。

 仲間が二人、ガンの治療で入院した。復活の間違いない入院だ。

 しかし、自分が苦戦しているので、ガンと聞いて、すっかり滅入ってまった。

    ・・・・・・・

 六時三十分。空には雲が一つもない。今日は暑くなるのだろうか。

 

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さくらんぼ

2020年06月28日 01時09分03秒 | 写真と俳句

    コロナ禍のことはさて置きさくらんぼ   ひよどり 一平

   (ころなかのことはさておきさくらんぼ)

     ・・・・・・・

 武漢ウイルスは、そもそもの意図の有無についてはともかく、世界中を大騒ぎの坩堝に追い込んでしまった。

 コロナ以前と以後とでは、日常が大きく変わった。

 習近平の底意の有無にかかわりなく、世界は新しい日常の中で右往左往している。

 新しい世界秩序の創出に向かうのだろうか。

 この闘いは単なる一過性のものではあるまい。

 とすれば、せめてさくらんぼを食べる程のゆとりは欲しいものだ。

  ・・・・・・・

 朝から、囁くような雨。

 今日は休息の日にしよう。

  ・・・・・・・

 9時10分。今になって、かなり激しい雨が降ってきた。

 

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人を見て法を説く

2020年06月27日 02時32分33秒 | 写真と俳句

   緑陰や自転車一台つくねんと    ひよどり 一平

 (りょくいんやじてんしゃいちだいつくねんと)

   ・・・・・・・

 木陰を選んで、行儀よく立てられている自転車。

 主らしい人の姿は見えなかった。

 どこかで写真を撮っているのだろうか。

 放置自転車ではなさそうだが、あたりにはそれらしき人はいない。

   ・・・・・・・

 一般論だけれど、年を重ねる毎に、人情の機微が苦手になってくるようだ。

 鈍感になるのではなく、むしろ神経質に感じ過ぎて、失敗することが多くなる。

 自分に自信をが無くなってくるので、その分、人を疑ってしまうのかも知れない。

 人を見て法を説くという言葉もあるしなあ。

 

 

 

 

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