新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

来年もよろしく

2018年12月31日 16時33分20秒 | 写真と俳句

 今年もいろいろな事がありました。

 嬉しかったこと、悲しかったこと、口惜しかったことなどなど。

 お詫びをしなければいけないこともありました。

 総じて言えば、今年もいい一年でした。素晴らしい思い出を沢山いただきました。

 皆様がたには心からお礼の言葉を申し上げます。本当にありがとうございました。

 そんな365日でしたが、今年も今夜を残すのみです。

 皆様方にはよい新年をお迎えくださいように!

 そしてまた、来年もよろしくお願いを申し上げる次第です。

     大晦日大判焼きを二つ食ふ   ひよどり 一平

    (おおみそかおおばんやきをふたつくう)

 内緒の話なのですが、私の健康にとって、餡は大敵なのです。

 なのに、常に餡のほうから、私にすり寄って来るのです。だから困るのです。

 今度こそ、今日のこの二個をもって餡と潔く訣別し、良い新年を迎えることとします。

 

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雪吊り

2018年12月30日 07時09分58秒 | 写真と俳句

 今年も間もなく幕が下ります。

 いろいろなことのあった一年でした。

 嬉しいこともありましたが、悲しいことや残念なこともありました。

 大きく心が揺らがされることもありましたが、でもまあ、世の中って、あらかたはこんなものなんでしょうねぇ。

 到らない者同士の人間社会ですから、行き違いやいざこざがあって当然。お互い様ってことでしょう。

 でも、裏切りや背信行為なんて、いやだなァ~。許せない。

   雪吊りの池に映りて揺らぎをり    ひよどり 一平

  (ゆきつりのいけにうつりてゆらぎをり)

   今日から孫姫が来るのです。成長が早いので、恐ろしいような思いで待っています。 

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悲しみは胸の奥

2018年12月29日 06時55分34秒 | 写真と俳句

 昨日も寒い一日でした。

 しかも、妙に忙しかった。

 原因は私にもあったので、仕方がありませんでした。

  枯葦や悲しみ胸の奥の奥   ひよどり 一平

 (かれあしやかなしみむねのおくのおく)

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健気に生きて

2018年12月27日 23時51分33秒 | 写真と俳句

  この公園で、先日、テレビドラマの撮影が行われていた。

 人が倒れているシーンだったのだが、「何だ、何だ」と言いながら野次馬をやっていたら、「この辺りに立って、あちらを見ていただけませんか」なんぞと、エキストラの扱いを受けてしまった。カメラを持っていたのだが、プロの眼鏡に適う風体だったのだろうか。

 ここに来た目的は、池の鴨と臘梅を撮ることだったのだ。

 鴨の数は少なく、臘梅もまだまだの咲き具合だった。

 水仙はほとんど頼りなく、ひょろりひょろりと咲いていた。失恋には相応しい雰囲気だったかも知れない。

   水仙や健気に生きて恋終わる   ひよどり 一平

  (すいせんやけなげにいきてこいおわる)

 恋の終わりには、ほとんどの場合、明らかな兆候はないのではないか。 ちょっとしたことが、破局のきっかけになるように思う。

 健気に生きたのは恋を失った主人公ではなく、水仙だったかも知れない。

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困るんだな~

2018年12月27日 00時11分56秒 | 写真と俳句

 師走も半ば過ぎ、さしもの紅葉も淡い色合いとなってきた。

私のような油の切れてしまった人間にとっても、なんとも惹かれる風景だ。

とてもいじらしく、とても遣る瀬なく、なんとかして上げたい気分。 

でも、どうにもならない。

それがまた遣る瀬なさを募らせます。 困るんだな~。

 無造作に石を転がし冬紅葉   ひよどり 一平

 (むぞうさにいしをころがしふゆもみじ)

 

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