新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

屈託の虫

2015年10月30日 20時28分48秒 | 写真俳句・エッセー

 

 宮崎市で、悲惨な交通事故が起きた。

 高齢者(73歳)が運転する軽乗用車が、歩道に進入して700メートルほど暴走し、7人が死傷した。

 ドキンとした。

 ニュースの続報によれば、運転者は認知症を患っていて、事故の2日前に退院したばかりとか。

 この運転者よりも遥かに年上の私としては、とてもショッキングなニュースだった。

 そんなに心配なら、いっそのこと免許証を返上したら?

 しかしながら、単純にそうも行かないのです。

    屈託の虫を抱へし夜長かな   ひよどり 一平    

 

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よろよろしながらしっかりと!

2015年10月29日 20時14分59秒 | 身辺雑記

 平成19年(2007年)9月、ブログ「ほろ酔い気分」を書籍として出版した。ブログをスタートしてからほぼ9ヶ月分をまとめたものだ。

 「ほろ酔い気分」の序文には、ブログを始めた動機として、「身辺雑記をブログに書いて、知人に読んでもらおう」ということだった。

 今にして思えば、「読んでもらおう」という気持ちが、ギラギラあったわけではなかったように思う。

 ただひたすら発散したかったのではなかろうか。

 平成16,7年のころ、私は公私ともに大きな変化の波の中にあった。

 会社人間だった私は、そのころに第一線を退いた。年齢相応の順当な引退だったと思っている。

 長男の家に初孫が生まれた。大きな喜びだった。

 が、1才未満の孫を残して、孫の母親が急逝した。息子と孫が私たちの家で暮らすようになった。

 さらに加えて、娘が我が家で「里帰り出産」をした。

 能力に乏しい老夫婦としては、精一杯の頑張りをしなければならなかった。

 癌をはじめとして幾つかの病気をしたが、その時のストレスが原因だったとは思っていない。もともと私は病気に好かれていたのだ。

 その後、息子たち父子、娘たち母子は、自分たちの生活に戻り、老夫婦の出番はほとんどなくなった。

 私の胸に大きな穴が開いた。

 ブログを始めたのはその頃だった。

 「誰かに読んでもらおう」という気持ちより、自分を鎮めるための手段だったように思えなくもない。

 ブログを書き始めてから、すでに8,9年ほど経過した。

 書き始めたころの気分は薄れて、今は惰性的に書いている面がありそうだ。

 「ほろ酔い気分」を「新・ほろ酔い気分」とタイトルを変更したのだが、進化出来ずにウダウダ続けている。

 記事にコメントをいただくほか、電話やメールで感想を頂くこともある。とてもありがたいことと感謝している。

 81歳ともなれば、惰性で生きている面がないでもない。

 しかしそれは世間様に申し訳ないことであり、ヨロヨロな足腰であるとしても、しっかり生きて行かなければなるまい。

 ブログについても同じ。

 今後ともよろしくお付き合いをお願いします。

 写真はブログを書籍化した時の表紙。

 

 

 

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南シナ海が波立った

2015年10月29日 08時11分56秒 | コラム・エッセー

 南シナ海の中国人工島問題で、アメリカ海軍のイージス駆逐艦「ラッセン」が、人工島の12カイリ内を航行した。

 アメリカがあっと重い腰を上げた。

 このたびのイージス艦派遣には、「航行の自由作戦」と銘打っているとのこと。

 アメリカ国防総省は、今後も同様の作戦を継続する意向を示している。

 これに対して中国外務省報道局長は、定例記者会見において、「中国の主権と安全上の利益を脅かす」とし、譲歩しない姿勢を示している。

 外遊中の安倍首相は、訪問先のカザフスタンにおいて記者団に、「開かれた自由で平和な海を守るため、アメリカをはじめ国際社会と連携していく」と強調した。

 アメリカ、中国ともに、事態を深刻化させる強硬な行動には出ないだろうが、どちらも引けない問題であるだけに、当面は緊張が続くに違いない。

 日本としては連携すると言いつつも、安保法案は施行されておらず、直ちに自衛隊が作戦に加わるようなことにはならないらしい。

 いずれにしても、当分の間、南シナ海は軍事的な緊張が継続すると思われる。

 海洋国家を目指す中国は、かねてアメリカに対し、「太平洋をハンブンコしよう」と言っていた。また、「核心的利益」という表現もしていた。決して退くことはなさそうだ。

 アメリカも当面は退くことはあるまい。

 戦争状態に入るとは思わないが、かなりの綱引きとなりそうだ。

 もはやヨーロッパは期待できない。もちろん、ロシアも期待できない。

 海洋国家でもある日本としては、南シナ海は重要な交通路だ。国家の覚悟を問われに違いない。

 南シナ海の処理は、尖閣諸島の領有問題にもつながり、大陸棚の資源掘削問題にもつながっているのだ。

 中国は厄介な隣人なのだ。

 

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やがて来るのは誰?

2015年10月28日 11時40分43秒 | 名句で勉強

   やがて来る者に晩秋の椅子一つ    有馬 朗人

 晩秋という大きな景の中、ポツンと椅子が置いてある。

 椅子は誰を待っているのだろうか。

 来るのは誰?決して作者ではない。

 むしろ作者は、去りゆく者。

 来るのは冬将軍?

 まさかそのようなリクツを言っているのではあるまい。

 ………

 常に去る立場の自分を思い知らされる句だ。

 

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昭和一桁は戦争がキライ!!

2015年10月27日 19時19分35秒 | 処世雑感

 

 日本の憲法は、GHQから下げ渡された憲法だ。

 「戦争をしない日本」なら結構なことなのだが、「戦争ができない国」を造りあげるための憲法だった。

 つまり、アメリカの庇護のもとで成り立つ「経済立国」づくりが、アメリカの考えだった。根っから日本を信用していなかったのだ。

 憲法前文には、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」、と書かれている。

 日本を囲んでいる国々は、みんないい人なんだという大前提で憲法が作られているのだから、まるでおとぎ話の世界。

 ほんとうに信頼できるのか?

 朝鮮戦争が勃発し、アメリカの考えが揺らいだ。共産主義との対峙が緊急課題となった。

 急遽、「日米安全保障条約」が締結された。

 しかし多くの日本人は、「平和憲法」を心底から奉った。「世界の人は、信頼に足るみんないい人」と思っていた。

 「諸国民の公正と信義」は、信頼に足るのだろうか?

 拉致被害者を帰国させないばかりか、着々と核武装を進めている北朝鮮。

 竹島を不法占拠し、いまだに反日を叫んでいる韓国。

 尖閣諸島の領海を侵犯する中国。「反日」の宣伝にも余念がない。今や、南西諸島に軍事基地を建設中らしい。

 もちろん相手が無法国家であろうと、武力で対決するのは具の骨頂。しかし、丸腰では交渉にならない相手もある。

 ニコニコだけでは交渉にもなるまい。

 だからこそ「日米安全保障条約」なのではないか。

 中国はアメリカにすり寄った。中国はアメリカから沢山の飛行機を購入したが、なかなか溝は埋まらなかったらしい。

 イギリスにもすり寄った。経済協力のせいか、女王陛下の大歓迎を受けた。イギリスの国家観や価値観はどうなっているのだろうか。

 中国はフランスに対しても何かを考えているらしい。同じ敗戦国だったドイツも動くに違いない。

 ヨーロッパは地勢的に遠い国。それでいいのかもしれない。価値観などはどうでもいい国々なのだ。

 しかし、日本はそうはいかない。中国は中華思想の国。朝貢外交でもしないかぎり、あの国にとって日本は怨敵なのだ。

 私は中国と戦争をしようと言っていない。戦争を避けるための体制を整えようと言っているのだ。

 まずは普通の国になって、価値観を同じくする国と共同して、戦争の抑止力を高めるべきだと思う。

 私は昭和一桁世代。それなりに戦争の悲惨さは知っている。

 戦争は絶対反対だ!

 戦争を避けるための方策こそが必要なのだ。

 

 

 

 

 

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