新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

夏草や

2011年06月23日 06時09分33秒 | 写真俳句・エッセー

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 また、暑い夏がやってきました。

 とりわけ、今年は節電の夏なのだそうです。

 しかし、私にとっては、戦争の夏であり、敗戦の夏であり、飢餓の夏でもありました。

   夏草や兵共(つわものども)が夢の跡   芭蕉

 終戦当時、国民学校高学年生だった私にとって、どんな夢があったでしょうか。

  夏草や軍国少年疑はず   鵯 一平

 何らの疑問も持たず、死ぬことを待っていました。 

今日は当時の同級生たちと、クラス会があり、郷里へ行ってまいります。

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あっさりと

2011年06月15日 07時20分00秒 | 写真俳句・エッセー

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 菅総理のしぶとさ、天下一品です。

 凡庸な人と思っていたらとんでもない。

 あの厚面皮や粘り腰は、なかなかのものです。

 四国八十八カ所霊場巡りとは、かけ離れた印象を受けます。

 誰のために粘っているのかって・・・?

 もちろん、国民のためなのでしょうね。

   昼顔の諦め色に咲きにけり   鵯 一平

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はらわたの会

2011年06月14日 10時31分02秒 | 身辺雑記

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 突然、隅田川を見たくなったのです。

 コンクリートに囲まれ、大川が悠々と流れていました。

 仄かながら、潮の香が漂っておりました。

 写真の遙か先、スカイツリーがボンヤリと見えておりました。

 浩然の気を養ったとは言えませんでしたが、ゆったりとした時間を持つことが出来ました。

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 夜は「はらわたの会」。

 仲間とのイッパイの会です。

「はらわた」とは妙な名前の会です。これは呑兵衛らしい発想の命名でした。

    酒二合我がはらわたの処方箋   ひよどり

 上の五七五は、数年前に作った私の川柳です。

「二合程度の酒なら、百薬の長ではないか?」 

 そんな思い込みの川柳で、ひとり悦に入っておりました。

 ところが、「はらわたの会」のメンバーは、「酒二合」で収まる連中ではありませんでした。

「まず手始めに酒二合」といったような雰囲気の強者ぞろいなのです。

 ただし、老齢な私に対しては、格別の心づかいをしてくれます。

 決して無理強いはせず、塩分制限についても配慮してくれて、「ひよどり用」の料理を頼んでくれます。しかも、「酒は一合を限度」という状況にも配慮してくれています。

 この仲間と呑めば、私は確実に酒と塩分の制限ができ、安心なのです。

 なにしろ私は、自らの意志が弱いので、「酒と塩分」のコントロールが難しいのです。

 やはり、仲間はありがたいです。

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悪魔の吐息

2011年06月04日 07時24分53秒 | 写真俳句・エッセー

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 この頃の政治ごっこには呆れました。

 いいえ、悲しいです。

 行方不明者はまだ8000名を超えています。

 現地は瓦礫の山。

 避難所暮らしを続けている人たちは、今も10万人を超えています。

 その上、福島原発の問題。

「政争をしている場合ではない!」

 よく、したり顔で言う人がいます。

 私は異なります。 「急がば廻れ!」と言いたい。まずは総理大臣を換えてほしい。

 不手際を続け、偽りを重ねている現政権では、難局を乗り切れません。

 鳩山元首相や小沢一郎氏のいい加減さにも呆れました。二度と顔を見せてほしくない。

 その間にも、放射性物質は洩れ続けています。静岡のお茶まで問題です。

 日本人よ、大人ぶるな!

「他にやれる人がいないではないか」なんぞと、知ったかぶりをするな!

 とにかく、嘘で塗りたくっている現体制では、日本の空いっぱいに、放射性物質が漂ってしまうことになるのです。真実を明かさないから、不安でいっぱいです。

 クールビズとか言って、醜いノドを見せ合っている政治家ども。

 悲しみの限界です。

    六月の空しらじらと魔の吐息   鵯 一平 

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