安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

地上波アナログ全面停波~58年の歴史に幕

2011-07-24 20:50:17 | IT・PC・インターネット
アナログテレビ放送が終了 58年の歴史に幕(ITmediaニュース)

58年間も人生を生きていない私にとっては、生まれたときからお茶の間にあるのが当たり前だったアナログテレビ。数年前から騒がれながら、どこか遠い世界の出来事のようで実感が持てなかった地上波テレビのデジタル化とアナログ停波。その日がついにやってきた。

…が、私の住んでいるのは福島県。宮城、岩手と並んでここはアナログ停波先送り3県のひとつ。私の一生のうちに二度とないせっかくの歴史的瞬間なのに、結局、見ることができなかった。

来年3月までここに住んでいれば、アナログ停波の瞬間を見ることのできるチャンスが訪れるはずだ(マニアの中には、来年3月、それを見るためだけにわざわざ東北3県入りする人もいるかもしれない)。だが、東日本大震災からの復興のもたつきぶりを見る限り、停波再延期もあり得るのではないか。

それにしても、「買い物客の小競り合いも チューナは品薄状態」とはあまりに酷い(リンク先の産経の記事のことではなく、記事中に登場する小競り合いを起こした客らのことである)。

地上波テレビの全面地デジ化、アナログ停波なんて10年も前からわかっていたにもかかわらず、事前にチューナーを準備する計画性もなければ「少し待てばいいや」と慌てずに待つ忍耐力もない。何事も尻に火がつかなければやらない人は私の周囲にも大勢いるが、こんなところで小競り合いを起こす客らはすべてが杜撰で行き当たりばったりの人生しか送っていないからこんなことになるのだ。こんな体たらくだから政府にいいようにやられるのだし、彼らに行き当たりばったりの菅政権を批判する資格はないと思う。

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