安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

我が家の通信環境と声優ラジオ

2013-09-08 23:43:14 | IT・PC・インターネット
アニメ・声優オタク趣味からはすでに撤収状態の当ブログ管理人だが、カネをかけず、手軽にアニメ・声優とのつながりを維持する方法のひとつとして、声優のラジオ番組は支障がない限り聴くことにしている。特によく聴いているのが「水樹奈々 スマイルギャング」「林原めぐみのTokyo Boogie Night」「堀江由衣の天使のたまご」(通称「てんたま」)の3つだ。

転勤族の当ブログ管理人にとって、これらの番組が聴けるかどうかに直結するAMラジオ放送の受信状況はいつも関心事のひとつだ。名古屋、千葉勤務時代はラジオの受信状況に全く問題がなかったが、福島に出向してからは、AMラジオは屋外でもNHK以外はほぼ受信できなかった。本来なら、政令指定都市クラスの大都市でないにもかかわらず、「スマイルギャング」「てんたま」の2番組がネットされている福島県はきわめて恵まれた環境なのだが、私の住んでいた場所は山間部で、地面を這うように電波が伝わってくるAMにはきわめて不利な場所だったのである(電波が光のように直進しかできない性質を持つFMにはもっと不向きな地形だったが、FMは近くに中継所があったためクリアに受信できていた)。

インターネットサイマル放送サイト"radiko"の登場でこの状況に風穴が空くかと思っていたが、"radiko"登場時は首都圏以外での受信はできなかったから、状況に大きな変化はなかった。

根本的に状況が変わったのは、携帯をスマホに変えてからだ。スマホ版の"radiko"は地域にかかわらずどこでも受信できる(携帯さえつながれば、基地局やGPSデータによって最寄りのラジオ局を拾ってくれる)。ここに来てようやく、「スマイルギャング」「てんたま」をスマホ経由で受信できるようになった。

今年4月から住んでいる現在の自宅(北海道)でも、AMラジオの受信状況は悪く、声優ラジオの受信はスマホ頼みだが、"radiko"を起動してみて愕然とした。地元、北海道のラジオでは「スマイルギャング」「林原めぐみのTokyo Boogie Night」はネットされているが、「てんたま」はネットワークされていないのだ。

5月頃までは、ネットされていない以上、仕方ないと思い、この状況でも「スマイルギャング」「Tokyo Boogie Night」だけを聴く生活を送っていたが、先日、何気なくPCで"radiko"を起動してみて驚いた。地元、北海道の局ではなく東京の局が表示されている。「てんたま」もこの方法で文化放送を選択すれば聴くことができるようになった。

なぜPC版"radiko"を起動させると、我が家で地元局ではなく東京の局が表示されるのか初めはわからなかったが、ひとつの理由が思い当たった。我が家のある地域は光どころかADSLすらサービス圏外で、最も通信速度の速い固定回線はいまだISDNという状況だ。動画の閲覧など速い回線が必要な人はG3端末などを使用してPCをネット接続するしかないが、当然ながらG3端末は固定回線ではないから、PCが回線の局番などから接続地域を特定することができず、東京の局が表示されるのかもしれない。

いずれにせよ、PC版"radiko"で東京の局が表示されることで、「スマイルギャング」「Tokyo Boogie Night」を聴くのにもわざわざスマホを使う必要はなくなり、「てんたま」と併せて3番組すべてをPC版"radiko"で聴くことができるようになったのは大変ありがたい。高速固定インターネット回線が通じていないゆえの怪我の功名のような気がしなくもないが、最も近いコンビニまで10km近くも離れているような生活不便な地に住んでいるのだから、これくらいの見返りはあってもよいのかもしれない。
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