安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

もはや自発的辞任まで待てない~電力業界のために国民の命を差し出す海江田経産相を直ちに罷免せよ

2011-07-24 13:07:56 | 原発問題/一般
海江田万里・経産相の暴走がとどまるところを知らない。私もいろいろな経産相をこれまで見てきたが、自民党政権時代の歴代経産相ですら、ここまで露骨に業界擁護、人命軽視の姿勢をとり続け、国民に挑戦した人物はいなかった。

脱原発解散、海江田氏「署名できない」(朝日新聞)

菅直人首相が「脱原発」を争点に衆議院を解散する場合は、解散を決める閣議書に「署名できない」と明言。

菅首相からの「電力に関する情報開示要請」に反発、不快感示す(毎日新聞)

菅直人から経済産業省に対する電力需給などに関する情報開示要求に対し、海江田万里経産相は同日、東京都内で記者団に「なんでそういう文書になっているのかよく分からない」と述べ、不快感を示した。

そして、最も許し難いのがこの発言だ。

「線量計つけず作業、日本人の誇り」 海江田氏が称賛(朝日新聞)

「現場の人たちは線量計をつけて入ると(線量が)上がって法律では働けなくなるから、線量計を置いて入った人がたくさんいる」と明らかにした。「頑張ってくれた現場の人は尊いし、日本人が誇っていい」

違法行為を閣僚が公然と賞賛した上、日本人の誇りとはどういうことか。

首相の指示にも従わず、国民を無視して暴走を続ける経産省と海江田氏の現状は、まさに戦前の陸軍と同じだ。みずからの「作戦遂行」のため国民の命を平気で差し出し恥じるところもない。もはや「自発的辞任」など待っているときではない。菅首相は直ちに海江田氏を罷免しなければならない。

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