人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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復活したC61 20撮影と上毛電鉄~そして、ママ鉄新時代を実感

2011-07-23 23:52:28 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
もう1週間経ってしまったが、復活したC61 20号機を撮影するとともに、未乗車路線に乗る目的で16日、高崎に行ってきた。今回は、6月で高速上限1,000円が打ち切られた上、愛車の調子も思わしくないので久しぶりに移動にJRを利用した(鉄なのにこんなことでいいのだろうか?)

午前9時過ぎ、高崎に着く。115系、485系などをしばし撮影。高崎地区が今さらながら千葉と並ぶ国鉄型王国であることを実感する。9時半を回る頃、ホーム上で手持ち無沙汰にしていた家族連れなどのライトな鉄たちがわらわらと走り出し、お目当てのC61登場。夏休み直前の3連休初日、SL、しかも復活したばかりのC61とあって、撮影できないほどの激しい人出を覚悟していたのだが…思いのほか人が少なく、あっさりと撮影できた(経験年数の浅いライトな鉄の人たちは人の多さに驚いたかもしれないが、1997年9月の碓氷峠のような地獄を経験している私の感覚ではこの程度は人の多いうちに入らない)。

もうじき夏休みなので子ども連れは夏休みにゆっくり行けばいいという感覚なのかもしれないし、東日本大震災が未だに影を落としているのかもしれない。

連結シーン(動画)


そして、列車を止めて警察沙汰になっても屁とも思っていない関西の悪質なファンに比べれば、ここ高崎のファンは本当にマナーがいい。駅員に黄色い線から出るなと言われたら本当に線から出ないし、それなりに譲り合っている。

むしろ、ここでも元気がいいのは女性、というよりママ鉄。旦那そっちのけでコンデジを持ち、子どもを抱いたまま黄色い線ぎりぎりまで突進。居並ぶ10~20代とおぼしき鉄どもに向かって「どけ~!」と言って退かせているから凄い。私の若い頃なんぞは、お目当ての列車が来たときに他人に向かって「どけ」「邪魔だ」なんて叫ぶのは鉄ヲタと相場が決まっていたものだが…。

おそらく多くのママ鉄たちは、子どものために一生懸命やっているのだと思うが、この元気なママ鉄の姿を見ていると新時代の到来を実感する。男性鉄ヲタたちはボヤボヤしているとここでも女性に追い抜かれてしまうかもしれないという危機感すら持ってしまう。

そして、定刻の9時56分、C61は高崎を発車。

発車シーン(動画)


発車後は上り「SLみなかみ」の到着まで時間があるので、またとない機会を生かして未乗車路線である上毛電鉄に出かけることにする。高崎から前橋まで両毛線で移動。中央前橋駅はJR前橋駅から徒歩5分程度離れており、汗だくになる。ここ数日、伊勢崎市で全国最高の38度を超える日が続いており、午前中からすでに猛暑日の勢いだ。

上毛電鉄は、以前乗車した上信電鉄より速度感があった。実際に運転速度も上信電鉄より速いのではないだろうか。地方私鉄としては健闘していると思うが、乗客は一桁という状況だった。

西桐生駅を出ると、両毛線桐生駅までは徒歩3分。途中、あまりの暑さにコンビニに駆け寄る。桐生駅で列車を待つ間も町全体が焼けている感覚がする。

両毛線で途中、伊勢崎を通ると駅前ロータリーには人がおらず、車もほとんど走っていない。あまりの暑さに町は死んでいた。

夕方、再び高崎に戻ったあと、対向式ホームで撮影向きだった高崎問屋町に電車で移動。ここで水上から上ってきたC61 20牽引の「SLみなかみ」を撮影(サムネイル写真)。

本当なら、撮影後は水上あたりでゆっくり温泉にでも浸かって1泊しようかと思っていた。しかし、実は水上温泉はこのような状況(早川由紀夫の火山ブログ)にあり、放射能汚染が白河と同レベル、下手をすると白河以上かもしれない。こんな状況では、放射能除けの保養の目的もあって来たのに全く意味がないと思ったから、水上泊はやめ日帰りとした。

<完乗達成>上毛電鉄

2011年初の完乗達成である。今年はもうあきらめているけれど、それでも一歩一歩、前に進むしかない。

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岩手・遠野で震度5強

2011-07-23 23:15:54 | 気象・地震
「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第51報)(気象庁報道発表)

宮城県沖が震源なのに宮城県はあまり揺れず、強い揺れが岩手県内に集中するという変わった地震だった。

震源深さが47km。先日の茨城県の地震もそうだが、3.11直後に続いた浅い震源(深さ10km未満)の地震に代わって、このところ震源がやや深めの余震が増え始めたように思う。浅い場所の地殻の歪みがかなり修正され、今後はやや深い場所で3.11による歪みの修正が始まったのだろうか。

発震機構は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型(速報)。震源の位置から見てプレート境界より西側、北米プレート内部の地震だ。プレートが引きずり込まれる方向に圧力軸があるから、3.11で逆転しすぎた地殻を元に戻す方向での揺れだということになる。3.11の余震と判定した気象庁の報道発表に、特に異論はない。

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