人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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国は今こそ貨物列車迂回対策を!

デンジャラスなあいつ

2006-02-18 00:14:42 | 鉄道・公共交通/安全問題
取締役過半数、退陣に賛同 日航内紛、社長苦境に (共同通信) - goo ニュース

安全をめぐるトラブルが続いている日本航空で、ついに経営陣の中からも社長の退陣要求が公然と出されるという事態になっている。
真偽のほどはわからないが、取締役会で社長解任なんて事態がそのうち現実のものになるかもしれない。

昨日も、知人から私の携帯あてにこんなメールが届いた。
「JALはヤバイ。今、燃料関係のトラブルで動き出していたのに降ろされた」

この知人によれば、羽田で日航機に乗っていたところ、機体が動き出してさあこれから滑走路へ…というところまで来て「燃料関係のトラブル」で離陸中止となり、全員が機外へ出されたという。しかも、機長と整備士が協議した結果「このトラブルは飛行に影響がないからこのまま離陸する」ということになり、トラブルを放置したまま離陸したというから、ある意味凄い。
その上、さらに驚いたことは、このトラブルがネットニュースにすら載っていないということだ。もはや日航でこの程度のトラブルは日常茶飯事だから、いちいち報道するだけのニュース価値すらないということか。

私は、1985年に520名が亡くなったあの御巣鷹事故以来、日航に乗らないと決めているが、どうやら正しい判断のように思えてきた。
先日発売された「ニューズウィーク」日本版の特集記事「航空会社危険度ランキング」によれば、全日空が世界284航空会社中安全な方から12位という輝かしい成績なのに対し、日航はグループ内で最もランキングの高い日本航空ジャパンですら60位で、46位のパナマ航空や52位のクロアチア航空より安全度が低い、という結果が示されている。
今回の内紛にしたって、社長のクビをすげ替えて安全面でのトラブルが解決するならなんの苦労もないわけで、問題の根はもっと深いところ、おそらく日航という企業の体質に根ざしているように思う。

そういうわけで、やっぱりこれからもしばらく日航に乗るのは避けようと思う。
誰にとっても命はひとつであり、高いカネを出して乗る以上、利用者には少しでも安全な会社を選ぶ権利があると思うからだ。

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