あなたたち 沖縄を弄ぶなよ・ 辺野古の真実を捻じ曲げた宮崎駿






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 安波ヘリパッドだ。高江ヘリパッドではない。
 
建設されるN-1地区、H地区、G地区は国頭村安波である。高江ではない。だから高江ヘリパッドではない。安波ヘリパッドだ。N-4地区だけが高江ヘリパッドである。

高江中学校からの距離
N4地区・・・1,5km    N1地区・・・2,5km    H地区・・・2km   G地区・・・2,8km
1km離れていたらオスプレイの騒音被害はない。
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あなたたち 沖縄を弄ぶなよ
辺野古の真実を捻じ曲げた宮崎駿

世界的なアニメ監督の宮崎駿氏が7月13日、都内で日本外国特派員協会の記者と会見した。宮崎氏は「辺野古基金」の共同代表を務めている。

○「(基地を)沖縄にだけ押し付けるのではなく、全国で負担しようと表明したことは、まだ生きていると思っている」

沖縄の県道104号越えの実弾射撃訓練演習は日本で最大規模の自衛隊演習場である北海道の矢臼別演習場に移転した。米軍はこの演習場で沖縄ではできなかった大規模実弾射撃訓練をやっている。沖縄以上に激しい訓練をしているのだ。
航空自衛隊千歳航空基地では嘉手納基地所属のF15戦闘機が「訓練移転」している。滑走路の拡張によって、嘉手納基地と同様、激しい訓練をおこなっている。オスプレイも本土で訓練している。宮崎氏は米軍基地を沖縄に押し付けていると述べているが、事実は違う。全国への分散はすでに行われている。それどころか沖縄よりも激しい訓練が本土で行われている。それが真実だ。

○辺野古新基地建設の目的について「中国封じ込めの最前線にしようとしている」

辺野古はヘリコプター基地であるから戦闘能力に劣る。中国封じ込め基地にはなれない。辺野古基地は世界で一番危険な普天間基地を移設する目的の代替基地である。辺野古が中国封じ込めの最前線になるという考えは荒唐無稽である。沖縄はアニメの世界ではない。

○米海兵隊のグアム移転計画に触れ、「米国では最前線に最強部隊を置くことは戦略上よくないと言っている」。

米国が海兵隊を最強部隊と言っているのか。初耳だ。沖縄の海兵隊は削減するのであっていなくなるわけではない。沖縄に海兵隊は残る。それにしてもどうして沖縄が最前線なのだろう。信じられない話だ。

○「自衛隊が使うことになる辺野古の埋め立てに反対だ。標的を作るようなものだ」

辺野古を自衛隊が使うというのは初耳だ。辺野古が標的だって。辺野古より嘉手納飛行場のほうが戦闘能力は高い。狙うなら辺野古より嘉手納飛行場だ。どうして辺野古が標的になるのか分からない。そもそも、沖縄は小さい島だ。ミサイル攻撃なら辺野古とか嘉手納飛行場とかではなく沖縄島が標的になるだろう。宮崎氏は現実の世界ではなくアニメの世界に居るようだ。

○「辺野古に埋め立ての基地を造ることは反対だ。沖縄の人の過半数以上が辺野古に基地を造ることに反対している。これから困難な道があるが、永続的にあらゆることをしていく」

アニメ制作の時、宮崎氏は賛成多数の原理に従っているだろうか。過半数のスタッフがAの描写を支持し、宮崎氏はBの描写がいいと思った時、Aの描写を選ぶだろうか。違うと思う。アニメ制作の世界は多数決の原理で決めるものではない。宮崎氏は検討した結果Bがいいと判断すれば多数決に応じないで少数の自分の意見を優先するだろう。その代わり結果には自分が責任を持つ。
県民の過半数が辺野古移設に賛成した場合、宮崎氏は辺野古移設に賛成するだろうか。賛成しないだろう。なぜなら辺野古移設をしないほうが正しいと宮崎氏は思っているからだ。辺野古移設問題はアニメとは違う。現実だ。現実を知ることが大事であるが宮崎氏は辺野古の現実を見ていない。辺野古移設は普天間飛行場の危険性除去が目的であり、深く調べていけばそれに尽きるということが分かる。人道主義の問題であることを宮崎氏は知らない。
 
○「普天間の基地は移転しないといけない。辺野古を埋め立てるのはいけない」

アニメならこの難問を解決することができるかもしれない。「沖縄がかわいそうだから私たちの村で受け入れます」と情け深い村が現れるとか。小さな島が隆起して普天間飛行場移設ができるようになるとか。・・・しかし、普天間飛行場移設問題は現実である。本土移設は不可能である。「普天間の基地は移転しないといけない。辺野古を埋め立てるのはいけない」は現実では成り立たない。「普天間固定化か辺野古移設」である。アニメ世界の延長で辺野古移設問題を語るべきではない

○「沖縄返還の年の4月、大事な沖縄の友人が東京の大学に入るためにパスポートと伝染病予防注射の紙を持って東京に来た。その時の話を思い出すと、沖縄の人にものすごく申し訳ないと思う。それで共同代表を引き受けることにした」と言葉を詰まらせながら語った。

政治は日本国民1億2000万人、沖縄県民140万人に関わることである。個人的な体験や感情を政治に持ち込むべきではない。政治にかかわるならアニメの世界から離れて、事実をたんねんに調べ普遍的な思考をするべきである。宮崎氏は辺野古移設になった歴史を知らない。ちゃんと調べてから考えるべきだ。
「沖縄の人にものすごく申し訳ないと思う」の気持ちから辺野古基金の代表者になったとしたら宮崎氏はとんでもない間違いを犯している。辺野古移設は人道問題であって基地問題ではない。

○「軍事力で中国の膨張を止めることは不可能で、別の方法を考えるために日本は平和憲法を持ったのだと思う」

中国の国防費は過去10年間で約3・6倍、年間約1290億ドル(16兆9000億円)に達している。南シナ海スプラトリー諸島で国際法を無視して埋め立て工事を行い、東シナ海油田、日中境界線のすぐ横に巨大なプラットフォームを建設している。これはいつでもヘリ発着が可能、潜水艦の探査も可能だという。
平和憲法で中国の軍事力膨張を止めるのは不可能であることは明らかである。そもそも平和憲法は日本に軍隊を持たさないために米国がつくった。「別の方法を考えるために日本は平和憲法を持った」のではない。

アニメの世界と政治の世界は違う。政治を語るならアニメの世界を完全に断ち切り、政治を1から勉強しなければならない。アニメの世界に留まりながら政治の世界に入っている宮崎氏は政治的に愚かである。
宮崎氏は辺野古の真実を捻じ曲げている。
【沖縄の声】翁長知事の承認取り消しは違法行為、「高江ヘリパッド」ではなく「安波ヘリパッド」[桜H28/8/12]
チャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」
2016/08/11 に公開
平成28年8月11日木曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、キャスターの又吉康隆氏が前半「翁長知事の承認取り消しは違法行為」、「高江ヘリパッドではない、安波ヘリパッドだ」、後半のコラムコーナー”又吉康隆のこれだけは言いたい”では「政党は政策で競うべき、民進+共産党とおおさか維新の会」のテーマについて解説いただきます。
※ネット生放送配信:平成28年月8月11日、19:00~
出演:
   又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)
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