あなたたち 沖縄を弄ぶなよ・ 事実隠蔽の一流ジャーナリスト金平茂紀






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 安波ヘリパッドだ。高江ヘリパッドではない。
 
建設されるN-1地区、H地区、G地区は国頭村安波である。高江ではない。だから高江ヘリパッドではない。安波ヘリパッドだ。N-4地区だけが高江ヘリパッドである。

高江中学校からの距離
N4地区・・・1,5km    N1地区・・・2,5km    H地区・・・2km   G地区・・・2,8km
1km離れていたらオスプレイの騒音被害はない。
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あなたたち 沖縄を弄ぶなよ
事実隠蔽の一流ジャーナリスト金平茂紀
金平茂紀氏は全国放送をしているTBSのキャスターである。金平茂紀氏がテレビで話したり、新聞等に記事を載せれば事実を報道していると人々は思う。沖縄タイムスに連載している「金平茂紀の新・ワジワジー通信」(3)からの引用である。

辺野古に米軍の新基地を造ることに反対の声が多くあり、その反対運動の一翼を担っていた沖縄平和運動センター議長の山城博治さんが、2月22日に米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、米軍警備員によって身柄を拘束され、その後、沖縄県警に身柄を引き渡され逮捕された。約32時間後に山城さんは釈放されたが、米軍直属の警備員による行動は、常軌を逸した形だった。山城さんは、抗議行動をしていたメンバーらにイエローラインの内側に入らないように自制を呼びかけていたところ、警備員がやってきていきなり山城さんを後ろから押し倒し、その後両足を持ち上げて体を引きずって(まるで重いごみ袋を引きずるようなモノ扱いにして)身柄を拘引(けんいん)し、続いて米海兵隊兵士が金属製の手錠を後ろ手にかけて、基地内敷地にしばらく放置した。
本紙北部支社の浦崎直己記者がこの一部始終を目撃していた。彼は携行していたデジカメで何枚かのシーンを撮影した。    
「金平茂紀の新・ワジワジー通信」(3)



山城議長が米軍警備員によって身柄を拘束されるまでの最初の様子である。
イエローラインに山城議長一人が立ち、周囲にはデモ参加者は一人も居ない。まだ、抗議運動は始まっていなかった。山城議長が一人だけゲート内に居る警備員を見つめながらゆっくりとイエローラインを越えて、立ち入り禁止区域に入って行った。一度立ち留まる。それから数歩進む。そして警備員に「来い」というゼスチャーをして警備員を挑発する。警備員が近寄ると後ずさりしてイエローラインの外に出る。ユーチューブの映像を見れば山城議長がイエローラインを越えて、警備員をからかっていることがはっきり分かる。離れた場所にいた運動員が駆けつけてきてイエローラインの内側で小競り合いをする。山城議長もイエローラインの内側に入る。山城議長たちと警備員の小競り合いはイエローラインの内側で続く。
山城議長が身柄を拘束される映像はユーチューブにアップロードされた。このことを金平氏は次のように述べている。

(この原稿の校正段階で発覚した事実だが)米海兵隊政務外交部次長ロバート・エルドリッジ氏が利害関係を同じくする第三者に映像を提供し、それがネット上にアップされた。その動画は、念入りに編集されたもので、ある意図を感じさせる代物だ。エルドリッジ氏は流出の責任を問われ、事実上解任された。
「金平茂紀の新・ワジワジー通信」(3)
金平氏の説明とユーチューブの映像は全然違う内容である。



警備員が山城議長を捕縛しようとするが運動員が阻止する。4の写真は山城議長が捕縛される寸前の写真である。山城議長がイエローラインの内側に居るのは明らかである。一部始終を目撃していた本紙北部支社の浦崎直己記者もユーチューブの映像と同じ場面を見たのは間違いない。山城議長はイエローラインの内側で捕縛されたのである。

ところが金平氏は「山城さんは、抗議行動をしていたメンバーらにイエローラインの内側に入らないように自制を呼びかけていたところ、警備員がやってきていきなり山城さんを後ろから押し倒し」と書いている。メンバーは抗議行動をしていたのではない。警備員が山城議長の前に来たので山城議長を警備員から守るためにやってきたのである。映像を見れば一目瞭然である。

金平氏は、「特にこの1、2カ月の間に沖縄の名護市辺野古周辺で起きていることは、率直に記せば、常軌を逸している」と述べているが、ユーチューブの映像を見れば、「常軌を逸している」のは山城議長や運動員の行動であることが分かる。常軌を逸していたがゆえに山城議長は警備員に拘束された。それが事実である。映像は嘘をつかない。しかし、金平氏は文字で嘘をつく。全国放送のTBSキャスターである金平氏は、沖縄に関する報道ではなにゆえか事実を堂々と隠蔽する。
金平氏は沖縄は米軍の植民地であるという思いが強い。基地反対運動は反植民地運動であり正義の闘いであると妄信している。金平氏にいわすれば平和運動センター山城議長は正義の闘いの先頭に立っているのだ。金平氏がそのように思うのは自由である。報道人でも思想・信条は自由である。しかし、隠蔽報道はやるべきではない。報道陣として隠蔽報道をやるべきではない金平氏であるが隠蔽報道をやっている。金平氏は隠蔽報道人としては一流であると言えるかもしれない。
金平氏は映像がユーチューブにアップロードされた後も文章を訂正していない。山城議長もメンバーも山城議長が拘束された時はイエローラインの中に居たのである。金平氏は山城議長がイエローラインの中に居なかったように書いているが、映像を見ればイエローラインの中に居たのは明らかである。
金平氏は山城議長がイエローラインの中に居たのを確実に知っている。金平氏は山城議長がイエローラインの中に居たと訂正報道をしなければならない。それが事実を伝える報道人のやるべきことである。しかし、金平氏は隠蔽を訂正する時間は十分にあったのに訂正をしなかった。

後日、米軍のカメラで撮られた映像が外部に流出した。いや、この表現は不正確なので言い直せば、(この原稿の校正段階で発覚した事実だが)米海兵隊政務外交部次長ロバート・エルドリッジ氏が利害関係を同じくする第三者に映像を提供し、それがネット上にアップされた。その動画は、念入りに編集されたもので、ある意図を感じさせる代物だ。エルドリッジ氏は流出の責任を問われ、事実上解任された。
                  「金平茂紀の新・ワジワジー通信」(3)
 エルドリッジ氏が解任されたのは事実である。軍の映像を許可なしに流出したのだから処罰を受けるのは当然である。ただ、エルドリッジ氏が映像を提供した原因は報道の虚実を暴くためであった。
 マスコミは山城議長はイエローラインの中に入っていないのに拘束されたと報道した。山城議長もイエローラインに入らなかったと主張した。そうであれば警備員が違法行為をしたことになる。米軍が違法行為をしたとの報道に米軍人としてのプライドが高かったエルドリッジ氏は県民に事実を知ってもらうために映像をボギー手登根さんに渡したのである。
 ユーチューブで映像が流され、山城議長がイエローラインに入っていたことが明らかになった。山城議長がイエローライン内に入ったのはまぎれもない事実である。
 金平氏はエルドリッジ氏が責任を問われ、解任されたことを述べているが、一番肝心な映像の内容には一言も触れていない。それどころかエルドリッジ氏の悪印象つくりに走っている。

この出来事の前にとびきりの常軌を逸した出来事があった。件(くだん)のエルドリッジ氏が、日本の良識ある英字新聞のひとつジャパンタイムズが「ファーライト(極右)・チャンネル」と表現する某インターネットTVに出演し、辺野古の基地反対の声を「ヘイトスピーチ」と同一視する発言をした。その昔、エルドリッジ氏は、大阪大学で日米関係論を学ぶ学者の卵だった。当時の彼のことを「日本のことをよく理解してくれるアメリカ人が生まれた」などと褒めそやす学者もいた。日本語を流ちょうに話し、一見人当たりのソフトな物腰の故だったからか。「ファーライト・チャンネル」に出演したことで、「彼の化けの皮がはがれた」とは、沖縄在住の政治学者ダグラス・ラミス氏の言葉である。
                    金平茂紀の新・ワジワジー通信(3)
 問題は山城議長がイエローラインの内に入ったかどうかである。エルドリッジ氏が「辺野古の基地反対の声を「ヘイトスピーチ」と同一視する発言をした」としても「ファーライト(極右)・チャンネル」に出演したとしても山城議長の行動とは関係がない。山城議長がイエローラインを越えたか越えなかったはエルドリッジ氏が右翼であるか左翼であるかという思想問題とは別である。問題は映像になにが映っていたかということである。映像は嘘をつかない。
 ところが金平氏は映像の内容については述べないでエルドリッジ氏の過去のことを述べて、あたかもエルドリッジ氏が流出した映像に細工をして、映像としての価値がないようなイメージを与えている。
 なぜ、これほどまでに金平氏は事実を隠蔽するのか、それは次の文章で理解できる。

 山城さん拘束という事態が生じた日、NHKは全国ニュースとしてこの出来事をまったく報じなかった。NHK沖縄は、ローカルニュースとしてこの出来事を報じたが、それは大規模な基地反対集会が開かれたというニュースの最後に、付け足しのように10秒ほどで伝えただけだった。「植民地の傀儡(かいらい)放送局のようだ」と僕の友人は言い捨てた。
                  「金平茂紀の新・ワジワジー通信」(3)
 金平氏は沖縄は米軍の植民地であるという思いが強い。金平氏にとって基地反対運動は反植民地運動であり正義の闘いである。平和運動センター山城議長は正義の闘いの先頭に立っているのだ。
 基地反対の情熱が強い山城議長がイエローラインを越えることはあり得ることである。イエローラインを越えたために警備員に拘束されたことが山城議長の名誉を傷つけることにはならない。むしろ、基地反対の情熱が強いことをアピールすることができて、基地反対を主張している人たちへの高揚効果がある。逮捕されたことは不名誉なことではない。それなのに金平氏はイエローラインを越えていなかったと報道した。
 なぜ、金平氏は堂々とイエローラインを越えたことを報道しないのか。山城議長がイエローラインを越えたことは大した問題ではない。逮捕されたのも大した問題ではない。最大の問題は一流ジャーナリスト金平氏が事実を隠蔽したことである。 

【沖縄の声】高江ヘリパッド反対運動は市民運動ではなく共産・社民・社大党の政治運動[桜H28/7/29]
チャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」
2016/07/29 に公開
平成28年7月28日木曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、キャスターの又吉康隆氏が前半「高江ヘリパッド反対運動は市民運動ではない。共産党・社民党・社大党の政治運動である」、後半のコラムコーナー”又吉康隆のこれだけは言いたい”では「自民党と対峙できる政党は民進党ではない。おおさか維新の会である」のテーマについて解説いただきます。
※ネット生放送配信:平成28年月7月28日、19:00~
出演:
   又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)
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