首相「年明け改造」に含み、

菅直人首相は23日夜、都内の日本料理店で、民主党の石井一副代表、藤井裕久元財務相と会談し、政局の焦点である内閣改造をめぐって意見交換した。石井氏によると、首相は年明けの内閣改造に前向きな姿勢を示したという。参院で問責決議を可決された仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相を交代させ、辞任のため空席となり、仙谷氏が兼務している法相ポストも含め、人心一新を図る意向とみられる。


 会合では、石井氏が「今後の政権運営のためには『問責』というトゲを取らないといけない」と述べた。自民、公明両党など野党各党が、仙谷氏が官房長官にとどまるなら、1月後半に予定されている次期通常国会の審議には冒頭から応じないとの姿勢をみせていることを受け、石井氏らは早期の改造を求めた。これに対して首相は「いい意見だ」と述べたという。

 さらに石井氏らは「今後3年間は首相を務めなければいけない」と主張。具体的な改造時期や人選などを提案した。石井氏は会合後に記者団に対し「内閣改造が首相の頭にある。やる気十分だ」と述べた上で、具体的な改造時期については「必要があれば年明け早くにやるだろうが、私の想像では1月13日の民主党大会の後ではないか」と、通常国会直前の改造の可能性に言及した。

 首相が内閣改造に前向きな姿勢を示す背景には、民主党の小沢一郎元代表の国会での説明責任をめぐる攻防が行き詰まっていることがある。小沢氏に近い議員らは、党内に生じた亀裂を修復するには、仙谷氏の交代が必要との声を強めており、国会運営だけでなく、党内対策としても仙谷氏交代が必要との考えに傾いているとみられる。

 首相は臨時国会閉幕後の6日の記者会見では、仙谷氏に対して「期待以上の活躍をしている」と評価。強制力のない問責決議と、憲法の規定で衆院解散か内閣総辞職を迫られる内閣不信任決議とは法的拘束力が違うなどとして、仙谷氏交代に慎重姿勢をみせていた。

産経新聞 12月24日(金)1時33分配信

仙谷氏交代は当然だ。仙石を切り、小沢を切って、内閣改造すれば管内閣は生き残れるだろう。
とにかく、二大政党を定着させるためには管内閣がずっこけては駄目だ。

評論家の中には管対人論者もいるが、管が止めれば国会はめちゃくちゃになる。

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