竹富町で何が起こっているか

竹富町で何が起こっているか

竹富町議会が竹富町長に辞職勧告を決議した記事がタイムスと新報に載っている。
住民への告知など地方自治法が定める必要な措置を講じていなかったなどとして、自身の給与を二度減給していたことと、もうひとつは教育委員を各島から推薦する慣例を川満町長が「保留」しているとして、「独善的で稚拙ともいえる政治手法は町政の停滞と混乱を招いた」という理由で辞職勧告を決議したようだ。

川満町長は、教育委員を各島から推薦する慣例を「保留」しているという。それはどういうことか。もしかすると公民教科書を育鵬社ではなく東京書籍を使用した延長線上で、八重山採択地区から離脱して、教科書を単独採択することに決めたことではないだろうか。

石垣市に町役場があり、石垣市とはお互いに協力しあっていかなければならない竹富町であるのに、公民の教科書問題をきっかけに石垣市と対立し、学校教育においてはとうとう離れ離れになってしまった。

単独採択は自由に採択できるから竹富町にとって良いように見えるが、教師の負担、転校生の負担が生じるだけで良いことはなにもない。教科書単独採択は生徒の父母も不安だろう。

「独善的で稚拙ともいえる政治手法は町政の停滞と混乱を招いた」と野党から批判された竹富町長。
今、竹富町でなにが起こっているのか。注目しよう。
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