Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

オバマ米大統領 就任一周年に寄せて

2010-01-21 22:37:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!束の間の小春日和が終わり、又寒気がやって来た当地名古屋であります。暦の上でも大寒の時季。昼夜の温度差も大きいですので、風邪などの体調管理には気をつけたい所です。

さて、昨日は現職の米合衆国大統領、B・オバマさんの就任一周年でありました。近隣のハイチ国にての大震災を初め、内外の諸問題にて、又就任当初よりも支持率が下がった事もあって、大変な所だろうと思います。まずはこの場を拝借して、ハイチ国の被災各位に謹んでお見舞い申すと共に、合衆国に対しても、救難に善処を願いたい所です。

オバマ閣下は昨年暮れ、将来へ向け核兵器の廃絶を表明した事で、ノーベル平和賞の栄誉に浴した事はご存じかと思います。ただ、中東よりの米兵力削減に努力の一方で、アフガン紛争向けの兵力は増強の方針であるとされ、果たしてこの受賞は適切であったのか、私もちと疑問の残る所であるのは事実です。

合衆国内にあっては、懸案とも言える医療保険改革も不調の様で、指導力を疑問視する向きも少なくない様です。ただ、今のこの問題は同閣下一人に責任を求めるのは無理があるのも事実。歴代の、言わば「反省なき白人勢力」の代表だった元大統領達の無理や失策の言わば尻拭いとかツケ払いなどをさせられているのが、合衆国初の非白人元首、オバマ閣下の現状と言えるのではないでしょうか。その意味では、我らが鳩山内閣総理大臣も似た様なお立場かも知れない。歴代自由民主党政権の失策とバラマキの後始末をさせられる立場。その上で、どん底とも言える経済テコ入れとか医療・保育対策とかも行わなければならない。小沢幹事長の資金不祥事は糾されるべきであるも、そうした大変な所は、一国民として一定の理解はすべきかと愚考する次第。

話をオバマ大統領に戻します。今秋に予定される、米連邦議会の中間選挙にては、米民主党は相当な苦戦を余議なくされそうであると言われる。ただ、オバマ閣下も鳩山大臣も、勿論今までの日米国内の、困った不具合をたちどころに好転させ得る魔法使いではない。たかだか一年で「こうだった」などと断定的な評価を下すのは乱暴に過ぎるでしょう。
こうした性急な思潮の原因は、報道の過剰反応的な不良姿勢にも、責任の一端が「あると思います」。

オバマ、そして鳩山の両閣下は、それこそ「国家百年の大計」の一部だけでも実現せんとして奔走していらす。少なくとも数年のスパンを以て評価すべきであるのは明白であり、我々国民も、ある程度は長い目を以て、ここの所は静かに見守る姿勢が必要かとも思いますね。*(日本)**(アメリカ)*
コメント
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