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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

メメント・モリ (日記)

2005-11-02 16:40:11 | 乳癌
 数日前、日野原重明さんが「現代のメメント・モリ」と題して朝日新聞にコラムを書いておられました。
 メメント・モリというのは、中世のヨーロッパで流行していたラテン語で「汝の死をおぼえよ」「死を忘れるな」という意味だそうです。人間はいつ死ぬかわからない存在であることをふまえて、死への心構えをもつことの重要性を人々に知ってもらうために、日野原氏は講演会をされているそうです。
 
 作家の三浦綾子さんは、「毎日今日が自分の命日になるかもしれないと思って生きている」とエッセイに書いておられます。
どんな人でも、今日一日生きていられるという保証はどこにもないわけですよね。

わたしは、乳ガンになってから死ということを考えるようになりました。
死をみつめて生きることによって充実した生き方ができるような気がします。

シャローム  (日記)

2005-11-01 11:31:34 | 聖書から

夜、眠りにつくときは
今日一日守られたことにほっとして
ありがとうの気持ちでいっぱいになる
ときには、
自分の口から出た言葉が 誰かを傷つけてはいないかと案じたり
この先のことや病気のことで不安がどっと押し寄せてくる

でも、すぐに
神さまの大きな掌の中に包まれていると感じて
心安らかに眠りにつく
シャローム


私は、最近寝付きがよく、床に入って5分もしないうちに眠ってしまいます。夜中トイレに起きてから、考え事を始めると、しばらく眠れないこともありますが、最近はトイレに起きてもすぐまた眠れ、地震が起きても気づかないほど実によく眠っています。眠れるということは感謝なことです。眠りたくても眠れずに苦しんでいる人が大勢います。わたしも、以前は眠れない苦しみを味わいました。
眠りは神さまが与えて下さる不思議な時間です。眠れないとき、神さまが後で必ず必要な眠りを与えて下さるから、今は眠れなくても大丈夫なのだと思って空想を楽しむことにしています。
旧約聖書の詩編に共感できるものがありましたので紹介します。


あなたは、私の心に喜びを下さいました。
それは、穀物と新しいぶどう酒が豊かにあるときにもまさっています
平安のうちに私は身を横たえ、
すぐ眠りにつきます
主よ。あなただけが
私を安らかに住まわせてくださいます。
詩編4-7.8


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