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急な思いつきでお遍路を始めてみたんですよ。前々から何となく興味はあったもののもっと年を取ってからかなと思ってたんだけど、ほとんど衝動的と言っていいくらい急に始めてみた。車でスイスイ回るだけなので徒歩で回っている本物のお遍路さんなんかに比べたら邪道もいいとこなんだけど、かわりに周囲の行きたいところにも行けたりするわけだ。ちょうど2番札所と3番札所の中間に徳島ヴォルティスのクラブハウスと練習場がある徳島スポーツビレッジがあったので寄ってみた。午後3時くらいだったのでもう練習はやっていなかったけど、クラブスタッフの佐藤晃大さんがいてスタジアムで使うであろうフラッグを干しているところだった。まずクラブハウスが超素敵。徳島県らしい藍色の壁と木材がふんだんに使われている屋根の雰囲気が良し。サポーターたちが使う観覧スペースがまた良い。屋根付きのスペースに机と椅子が置いてあってこれなら快適に練習見学出来るよなあと思った。J1クラブまで含めてもここまで素敵な観覧スペース持ってるクラブ他にあるかな。
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大分と似たような感じの小高い丘の上にあるんだけど、そこから車で5分くらいのうどん屋さんに行った。ヴォルティスの選手もよく来るらしいお店でめちゃくちゃうまかった。ちょうどすだちの最盛期だったので冷たいうどんにガンガン絞っていただいた。もちろんかぼすが好きだけど、すだちも良い。夜にお寿司屋さんでイカのお刺身を食べたんだけど、これもすだちかけるとマジでうまい。ほとんどの都道府県を遠征で回ってたくさんの知見を得たわけだけど、四国に行けばうどんは香川県じゃなくてもうまいという知識はその中でも特に役立つものの一つだと思ってる。わかめうどんも釜玉もマジでうまかった。
ということで試合。
もう守備が完全に崩壊。まず苦言。2失点目について語る時にまず最初に「ディフレクション」について言及するところが最高にセンスがない。ディフレクションを嘆いていいのはもっと寄せきれていてシュート軌道が不運な変わり方をした時だけだ。目を向けるところが全くもってセンスないし、だからこんな守備組織になってしまってるんだろうと思う。みんな大好き増田解説員の言葉を借りずとも徳島の要注意選手は西谷であることは明らか。個人的に西谷はもう1年以上「マリノスに移籍しそうな選手ランキング」の第1位に君臨し続けている。あのキレとスピードに個で対抗出来るとなると今の大分なら上夷以外にはいないと思う。周囲と連携して右SBの選手が西谷と1対1の局面を作らせなければいいという観点での野嶽起用なら理解はするけど、そんなこと今のコーチングスタッフで仕込めないことは誰でも分かるわけで選手選考からミスしている感がある。ベンチ入りもしていないのでケガかもしれないけど。渡の見事なサイドチェンジが西谷に通った時点で失点は覚悟したよね。
ただ試合としてはここ数試合の中では面白い方だった。2点差になった時点で気持ちを切らせなかった選手たちはよくやったと思うよ。こういう展開になった時のシンプル長沢大作戦はやっぱり脅威だし、期待感がかなりある。だからと言って先発から使うといいかというとそうでもないところがサッカーの難しいところだと思うけど。
自分は国内は大分、海外はスパーズという生活をもう10年以上続けているわけだけど、そんな生活が長くなればなるほどどっちも悪い時期もあればまれにどっちも良い状況もあったり、どちらかが悪い状況なんてのはもはや当り前で気に留めることでもなくなってくる。そして今はスパーズが良い状態の時期に入っている。今のスパーズは決して強いとは言い切れないもののポステコグルーが監督になり少なくとも全ての試合でワクワクだけは約束してくれている。もちろん強いことも大事だけどワクワクを約束してくれるということはとても大事なことだと思う。ここから勝てない時期も来るかもしれないけど、ハリー・ケイン移籍というここ数年スパーズが抱え続けてきた最も難しい局面で監督に就任したにもかかわらず、「ケインロス」を微塵も感じさせることなくワクワクさせてくれている。サッカーは監督である。分かってはいたけど、もう一つの贔屓クラブを通して本当にそのことを痛切に感じている。
もう相手がどこでどんなサッカーをしてこようがボランチは将輝&堅心で固定してほしい。今ではなく1年後、2年後の未来に目を向けたい。