Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

松本山雅のJ2昇格を冷静に考えてみる

2010-10-24 22:41:58 | トリニータ
今日はJFL・HondaFC-松本山雅を観に浜松の都田サッカー場まで行ってきました。行きは3時間弱で着きましたが、帰りは予想通り、東名の渋滞で5時間弱かかりました。



まずはHondaの試合を生で観るのは初めて。数年前の天皇杯の快進撃の時にテレビで観た程度。駐車場からスタジアムに行く途中に話しかけられたおっちゃんが是非見てけと言うので、メインスタンド下の歴代のプレートを見に行きました。


色々スゴいんだが、この1988年は特にスゴい。現U21日本代表監督が主将で新潟と岐阜の監督がいて、他にも勝矢、北澤、本田と有名人がズラリ。Hondaの歴史の重みに触れる。Hondaが本気でプロ化して今までのネットワークを使ったらどんな強豪になるか興味がある。


そして現在の選手紹介ボードもあった。出身と一言コメントの他に所属の職場が記載されていた。さすがは実業団クラブ。最初に座っていたメインスタンドはサポーターというよりは家族、親戚といった雰囲気だった。






で山雅。まずはサポの数が多いのなんの。


昨日エコパで磐田-浦和を観たと思われるHondaの関係者が「2日連続、地元でアウェイだよ。」とこぼしていたのが象徴している。


試合も0-3で完勝。ただスコア程の差は感じず、Hondaの自滅感の強い試合だった。Hondaと言えば、新田・鈴木の2トップぐらいしか知らないんだけど、今日は二人とも出なかった。鈴木にいたっては普通に売店の手伝いをしていた。


さて、今日は鳥取が優勝。何の話も出てこないので、来季は順当に昇格してくるものと思われる。松本はどうか。

残り5試合で現在4位(HondaFC)との勝ち点差3。その上がSAGAWAと町田だが、勝ち点差6の上に得失点差が大きく離されているので、実質Hondaとの一騎打ちと見る。

松本の残りの対戦相手は佐川印刷、町田、栃木ウーヴァ、鳥取、ソニー仙台。

Hondaは栃木ウーヴァ、長崎、びわこ、琉球、流経。

もちろんSAGAWAや町田が自滅して落ちてくる可能性も否定は出来ないけど、自力昇格がない上に、町田、鳥取との対戦を残しており正直厳しい。鳥取は目標がなくなり、モチベーションで上回れるが、町田は来季の枠を一つでも多く確保するために必死に止めに来るだろうし、そもそも後発組に先を越されるのを単純に良しとしないはず。

ちなみに山雅のサッカーは極めてオーソドックスでこれといった特徴がない。一番印象的なのはJFLでは規格外の破壊力を持つCBコンビ。意思を感じない放り込みは容赦なく跳ね返す。特に飯田はいかにもデカいCBといった感じでキジとは20㎝以上の身長差がありそう。そうなると逆に小さい方が局地戦に持ち込めば有利なんじゃないかと思う。

いずれにせよ山雅は5戦全勝が基本線であとは相手次第になるでしょう。個人的には20~30%程度しか可能性はないと思うけど、奇跡の10連勝を見てみたいし、何よりアルウィンで大分の試合が観たい。
コメント
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