Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

収穫ばかり(30節神戸戦)

2008-10-25 22:47:46 | マッチレポート08’
完全な負け惜しみですが、まんざらそういう思いがないわけではない。

狙い通りのロースコアに持ち込んで、やられたわけだから完敗。あそこのリスタートは相手が1枚上手だった。完敗を認めて、ジタバタする必要なんてない。

悔しいけど、アウェイでここまで勝てないチームに優勝する力はないと思う。優勝出来てしまうようではJリーグの行く末も危ない。

でも今季はこの戦い方で勝ってきた。これからもこの戦い方を貫いていくだけだ。やることは明確。この戦いでどこまでいけるか。それで出てきたのが結果。あとは選手たちを信じるだけ。

で、何が収穫だったかと言うと、やっぱり家長。



横浜戦ではピッチに入った時点でチームが混乱していたから何も出来なかったけど、今日はついにポテンシャルを垣間見せた。そしてそれは大分にとって武器となり得る匂いをプンプンと漂わせていた。

一人でボールを持った時の雰囲気。そして家長が持つ力に触発されるように再び輝き始めた金崎夢生という才能。

ぶっちゃけて言うと、今日試合が終わってもあまり落胆もしなかったし、悔しくもなかった。ドキドキしてた。

ナビスコでこの二人が何かを起こす気がしてならない。

そのドキドキ感が気持ちを高揚させた。

もう一つ収穫を上げるとすると、藤田だ。

ナビスコ決勝の慎吾のところは藤田がいいと思う。

今日も最終ラインから左サイドを猛然と上がるシーンを何度か見せた。うちのサイドハーフにはあの運動量が必要。

特に清水のサイド攻撃は右サイドに偏っているので、藤田の守備力も活かされる。正直藤田にはクロスやパスの精度は求めていないわけで、右だけじゃなく、左も出来るはずだ。

そして今日のサポ。



アウェイだということを全く感じさせなかった素晴らしき大分サポーター達。国立もホームにしちゃおうぜ!

これだけの収穫があった試合。ついてこなかったのは結果のみ。落胆することなんて何もない。
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