ホンダのF1撤退は近い?

 報道によれば、今年、わずか14ポイントしか獲得できずコンストラクターズ・チャンピョンシップ において9位(ホンダより下位には0ポイントのフォースインディアと第4戦で撤退したSAF1がいるのみ。事実上の最下位だ)の成績に留まったホンダF1が、その14ポイントのために何と211億円もの資金を投入したとのこと。

 一方、コンストラクターズ・チャンピョンシップこそ逃したものの(フェラーリに次ぐ第2位で151ポイント)、ルイス・ハミルトンが見事にドライバーズ・チャンピョンシップを獲得したマクラーレンはと言えば、2008年を180億円の資金で戦ったとのこと。ホンダとマクラーレンを比較すると、ホンダが1ポイントにために15億円をかけたのに対して、マクラーレンはわずか1億2000万円で1ポイントを獲得している計算になる。

 さて、問題はホンダだ。ホンダだけの問題ではないとは言え、今月から2009年3月までの5ヶ月間に15万台を減産すると発表しているホンダ。2008シーズン当初に復活請負人、ロス・ブラウンを獲得しシーズン中の浮上を目指し多額の資金を投入したが、そもそも素性の悪いRA108ではいかんともし難く既述の通りの体たらく。

 私がホンダの株主であったなら、即刻F1からの撤退せよと声を大にして言いたい。でも、郷秋<Gauche>はホンダの株主ではないので、ロス・ブラウンと巨額の資金を持って2009年をいかに戦うのか、じっくりと見させてもらうつもりだ。ホンダとしてはこれ以上無いほどの資金を投入している。ロス・ブラウンにしても2009年のリザルトについてはもはや言い訳はできない。崖っぷちのホンダ。どうする、ホンダ。

郷秋<Gauche>が書いたホンダF1撤退に関する記事
ホンダのF1撤退は近い?(今日の記事)
注:この記事が、郷秋<Gauche>には予知能力があるのではないかと騒がれた、あるいは、お前がこう云う不吉な記事を書いたのがいけないのだと叩かれた記事。
ホンダがF1撤退?!(第一報)2008年12月5日早朝掲載
ホンダがF1撤退(第二報)2008年12月5日掲載
ホンダがF1撤退(第三報)2008年12月6日掲載


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、鎌倉、材木座海岸での一枚。実は昨日鎌倉に行ってきたのでした。これまで行ったことのなかった南東部を、いくつかの寺を見ながら海岸まで歩きました。紅葉前戦は関東南部の平野部まで降りてきていますが、さすがに海に近い鎌倉の紅葉では2週間ばかり早かったようです。

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 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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