チタシオン・ムスタングって?

 FMotorsports F1によれば、F1 2008年シーズンのルーキー、ネルソン・ピケ Jr. (ネルソン・アンジェロ・ピケ)に、『TAMブラジル航空』のルイ・トーマス・ド・アキノ社長から贈ら『チタシオン・ムスタング』というビジネスジェットのキーが贈られたのとのこと(機体そのものがプレゼントされたのか、占有的に利用する権利がプレゼントされたのかは不明)。

 ちょっと待て、『チタシオン・ムスタング』っていったい・・・。試しにGoogleで、検索してみたが、FMotorsports F1の記事しか引っかからないぞ! Yahoo!で検索してみたが、引っかかるのはやっぱりFMotorsports F1の記事だけ!! そりゃそうだ。『チタシオン』じゃなくて、『サテーション』だもの。

 FMotorsports F1に添えられた小さな写真に『Citation Mustang』と説明が添えられていた。FMotorsports F1の記事の頭には、「ドイツの『DPA』通信が報じたところによれば」とあるが、Citationはドイツ語読みにしても『チタシオン』ではないような気が・・・。いずれにしても、ここはやっぱり『サテーション』と書かないとわからんだろう!
注:『Citation Mustang』についてはこちらを参照いただきたい。

 『Citation Mustang』はセスナ社が製造するビジネスジェットの中でも特に小型のもの(VLT(Very Light Jet)と呼ばれるカテゴリーで、ホンダジェットもこのカテゴリーである)であるが、それでも価格はおおよそ260万ドル(日本円で2億8000万円程度)。2億8000万円って、フェラーリ599、10台分、マイバッハ62S、5台分程の価格だとするとバーゲンのように思えるけれど、ミニ・クーパーSが100台買えると思うと、やっぱり高いぞ。

 しかしだ、ブラジルの大先輩、バリチェロやマッサを差し置いて、F1ではまだ1度だってレースを走っていない新人に、ビジネスジェットをプレゼントするって、郷秋<Gauche>的にはまった理解できないぞ。まっ、ネルソン・ピケ Jr.へのプレゼントと言うよりは、パパ・ネルソンへの投資なのかも知れないな。
 

 例によって、記事本体とは何の関係もない今日の1枚は、横浜の雪の朝、午前9時半。前夜に降った雪も、日当たりの良い場所ではもう融けだしていました。
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