中嶋一貴がトップタイム

 バルセロナテスト3日目、コンマ1秒差以内に5台が、1秒の中に10が並ぶ中でトップタイムをマークしたのは、ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴。100周以上の周回を重ねたドライバーも少なくない中、わずか32周で1分22秒153のタイムを記録している。

 レースと違い、テストでは燃料タンクが重かったり軽かったり、あるいは新しい空力パーツのテストをしていたりと、その結果がレース本番にそのまま反映されるわけではないから、ここで喜んでみても始まらないのだけれど、並み居る強豪を向こうにまわしての日本人ドライバーがトップタイムをたたき出したと言うのは、やはり嬉しいものである。

 ただし、他のチームが引き上げたあともバルセロナに残りテストを続けたフェラーリのマッサが、前日に一貴が記録したタイムを1秒645も上回る1分21秒808のスーパーラップをものにしている。やはり今シーズンはフェラーリの一人勝ちなのか。
 
例によって記事本体とは何の関係もない今日の1枚は、曽我の梅林の続き。
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