MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
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ほとんど手放してしまったとはいえ,まだ幾つかの ゲームミュージックCD が手元に残っています。当時,所持していた ゲームミュージックCDの大半はアーケードゲームのものでしたが,X68000のサウンドを収録したものも持っていました。しかし,現在手元に残っている X68000のサウンドを収録したものとなると「超連射68K」を含めて 僅か2枚・・・。その残りの1枚が「YsIII J.D.K. Special」なのです。

名作「イース」の 3番目のエピソードとして発表された「Wanderers From Ys」は,前作までとは一線を画した サイドビューのアクションRPGとなって登場しました。古代祐三氏が音楽製作から離脱してしまったため すでにイースの世界観の一部と化していた「音楽」のイメージが微妙に変化してしまい,PC88版が発売された時点では どうしても好きになる事ができないゲームでありました。まあ・・・タイトルが「Wanderers From」な訳ですから,あくまでも外伝的な位置付けなんですよね。そう考えれば,前作と違わないイメージや 世界観に拘る方がちょっとおかしいかもしれませんね。日本ファルコムが 唯一製作した X68000対応ソフトであった事もあり,なんだかんだ言いつつ 結局はプレイしました。

音楽的には「翼を持った少年」という曲がイチオシです。各ステージの入口で ちょっとだけ流れる楽曲ですが,X68000版は これぞFM音源的なアレンジが成されていて 出来は秀逸だと言えます。あとはラスボス「ガルバラン」のテーマが好き。X68000版の ガルバランは異常に強く設定されていたので,倒すのにかなり苦労した記憶があります。いまだに自分の倒し方が正解なのかを知りません(笑)。X68000版オリジナルの楽曲も 6曲ほど追加されており,その中では エンディングに使用された「Believe in my heart」が珠玉の出来です。これは・・・いいですね! 自分の中では,以前紹介した「SION1」のエンディングテーマ「I CONCEAL NOTHING FROM YOU」や「超連射68K」のネームエントリーテーマ「We Love the E.A.R.T.H.」」に匹敵する名曲だと考えています。

ちなみに このCDには,J.D.K.BANDによるアレンジバージョンも数曲収録されていますが,自分的には「翼を持った少年」をぶっ壊された気分になったので「超絶NG」扱い。冒頭部分のたった1フレーズですが,なぜ変えてしまったのか。聴いてみておかしいと思わなかったのか。他の楽曲アレンジの出来が良いだけに残念で仕方ありません。

(聴いてみるとわかりますよ・・・)

これ以降,自分は J.D.K.BAND というのが好きになれなくなりました。
某ダライアスをアレンジした コンスタンスタワース 以来の衝撃(笑)。

やっぱ難波さんでしたね。(≧∇≦)


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