導入手順についてはネット上に同じような解説が多数転がっているので,あらためて詳細には書きません。とりあえず先人たちに従い,microSDカードを「FAT32」でフォーマット。パナソニックの「SDFormatter」というツールをダウンロードしてきて使用しているようだったので,とりあえず手順を踏襲しました。で,フォーマットしたmicroSDカードに,あらかじめダウンロードしておいた公式のOSインストーラー「NOOBS」のzipファイルを解凍し,その中身を入れます。これでmicroSDカードの準備が完了。「Raspberry Pi 3」本体のSDカードスロットに microSDカードを差し込んで,そのまま「Raspberry Pi 3」本体にUSB電源ケーブルを接続すれば,まずは自動的にインストール用のメニューが表示されます。そこから「Raspbian」にチェックを付けた後,画面左上の「Install」ボタンを押すことで,今度はOSのインストールが開始されます。
これだけで,まずはインストールを完了できるはずだったんですが・・・インストール完了の表示が出たあと,実際に「Raspbian」を起動しようとすると,ブート中にHDMI接続が切れたような感じになり,「Raspberry Pi 3」本体の緑ランプがずっと点灯した状態のままで停止してしまいます。画面は真っ暗の状態で,一旦こうなるとマウスやキーボードの入力も受け付けていないようです。30分近く放置してみましたが状況は変わりませんでした。その後,microSDカードをフォーマットし直して,OSをダウンロードからやり直してみたりしたのですが,それでも状況は改善せず。・・・やっぱり適当なmicroSDカードを選んだのが良くなかったのかしら。現時点ではこれ以上,状況を進めることができていません。ちなみに,一度インストールを行った microSDカードの再フォーマットは,前述した「SDFormatter」の「上書きフォーマット」を使用することで実施が可能です。カード全領域を書き潰す形でフォーマットするようなので,Windows上で見たときのカード容量がちゃんと額面どおりに復活します。