崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

韓国教会訪問

2011年04月25日 05時05分21秒 | エッセイ
 
 復活節礼拝の後、友人の山本氏、韓国からの派遣教員の呉氏と同行し、下関韓国教会を訪問した。牧師や長老が暖かく迎えてくれた。教会の外までコーヒーを持ってきて下さった牧師の奥さんの気持ちが熱く伝わってきた。下関韓国教会は在日教会として83年の歴史をもっている。
 在日の結束と協力には重要な役割をしているが、国際化へは向いておらず信者は減っている。日本の教会には韓国や中国などから来られている方々もおり、国際化が進んでいるが、在日教会が日本人への開放的な伝道活動がまだ足りない。教会が宗教団体や組織のイメージを弱めながら文化センターの役割を強化していくべきである。アメリカやロシアなどの韓国教会を数多く見て来たが、教会は文化交流の場にもなっている。教会指導者たちに国際文化センターとしても機能するように提案したい。