東アジア文化研究所の所長に

　昨日は日本では新年度の人事交付式が行われたが、私は東亜大学の東アジア文化研究所所長として辞令を受けた。日本の大陸への門戸の下関に来て６年目になって東アジア文化研究所が設立されるようになった。これからの作業が大変と思うが、韓国の啓明大学校での日本文化研究所所長の経歴とあわせて運営は多くの方々の協力を得て行っていきたい。
　まず「地方」の克服であろう。特に地方の私立の大学などでは実践教育が中心になっていて研究は後回しになる傾向があることから教育と研究のバランス、大都市中心から地方へ分散的な知的人材育成、研究を助成することを目指す。私自身は植民地研究から東アジアの問題点に絞って植民地遺産、特に映像分析を続けたい。また、映像を含む歴史的な資料の収集に努力したい。そしてそれらは私自身の作業というより研究所の仕事として継続するようにしておきたい。
　正式には後でお知らせするが、まずは東亜大学に東アジア文化研究所が設立されたことをお知らせし、ご協力をお願いしたい。

我が家に咲いた花