崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

関門船舶衝突

2009年10月29日 06時15分56秒 | エッセイ
 一昨夜関門航路で日韓の船舶が衝突した。ゴーンという音がかすかに聞こえたような気がしたが韓国のドラマを見ており、気にしなかったが上の階に住む友人からのメールで知り、見たときはほとんど事故処理がすんで、夜海は異常を感じることが出来なかった。仔細な内容は全国ニュースとして知った。朝の海から油の匂いがした。白い油かなにかが布のように海にひろがっていた。(写真)。それをブログに書くには至らなかった。環境問題に関心を持っている鍬野氏から目の前の事故について触れていなかったことに「がっかりした」というメールがきた。
 韓国籍のコンテナ船は関門海峡海上交通センターの指示に従って事故になったという。関門海峡海上交通センターは指示は参考までであり、運航は船長の責任という。私が家内の運転の助手席でよく言う「運転する人が責任をもて」という言葉である。しかし飛行機に管制官が間違った情報を出しても「参考まで」といえるのだろうか、海上のルールはどうなっているか問題になりそうである。
 私は目の前の事故の現場を見れなかったことをとても残念だったと感じているのはなぜであろうか。家内は弾薬庫が爆発したら大変なことになったでしょう。これくらいで済んでよかったというので頷いた。海は穏やかな時は平和と安心感を与えてくれるが荒れる時や海の事故には大変危険であることをあらためて感じた。