崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

変わり目

2009年02月26日 06時13分30秒 | エッセイ
 公務員などの人事移動の話が聞こえる。長い間付き合った中国新聞の伊東雅之記者が本社へ戻る。彼は韓国に留学したこともあり、私が広島にいた時から知っていて、下関においても数年間付き合った人である。彼に取材されたことは一度もなく、私が彼の記事を引用したことはある。しかし彼は私の研究会などにはよく出席して韓国の話をしてくれた。今は友人となった彼が下関を離れていくことは寂しい。韓国から日本に研修に来て1年間暮らした二人の弟子が帰国する。また新しく慶南大学の張龍傑氏家族が日本に着いた。
 大学でも定年、転勤など激しい入れ替わりがある。また下関の市長選、市議会選、民団の団長選などで知っている顔が多く浮かぶ。学校では卒業、入学、国家的には予算年度も変わる。春の季節の変わり目であり、人事の変わり目でもある。政権も交代しようとする。政権は政策の良し悪しに関わらず変わるべきである。それが天理であろう。