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芥川龍之介の俳句(19)

■旧暦12月20日、日曜日、

(写真)収穫

朝、7時半起床。深蒸2杯、新聞を読む。叔母の様子を見に行きつつ、朝食を作り、薬を飲ませる。家人が、スウェーデン語の興味深い絵本を翻訳したので、出版社に持ち込むべく、企画書の雛型を午前中作る。首尾よく行けばいいのだが。俳句を何句か作る。仕事の句点として、ウォーキングにでかける。白梅の蕾もかなり膨らんできた。午後は、机周りの本、CD、資料を片付ける。夕方、買い物に出る。今日は、計、5杯、深蒸を飲んだが、胃もたれはまったくない。いろいろ、銘柄を試しているが、静岡産が、やはり美味いように思う。



陽炎にもみ消されたる蝶々かな   大正8年

■この感覚には、惹かれる。たしかに、こういう情景を観たことがあるように思うが、こんなふうに表現はできない。表現されて初めて、過去になる。



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1月22日(土)のつぶやき

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一日一句(4)





一列に大寒の耳揃ひをり











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芥川龍之介の俳句(18)


■旧暦12月19日、土曜日、

(写真)Lac Leman

朝、深蒸し2杯、新聞を読んでから、オールブラン、バナナ2本、キリマンジェロ。午前中は、掃除。机の周辺がまだ片づかない。叔母の薬の手配など。昼、ソース焼そばに粉チーズを振って食べてみた。結構いけた。午後、ノートなどを買いに出る。コクヨの100枚のノートを日記用に愛用している。これだと、半年以上もつので、記録を読み返すとき便利なのである。ここに、俳句や詩なども書きつけ、洋書を読んでいて、気になる表現や言葉なども記録している。要するに、なんでも帖である。アナログは面白いのであるが、検索できないことが欠点。深蒸し茶専用に、ハリオのガラス製ポットを調達。これで、心おきなく、早朝から、お茶を淹れられるようになった。

コールサック社から、詩集の装幀案が届いたので、家人の意見を聴きながら決める。かなり、すんなり決まった。第一詩集『耳の眠り』は、「新鋭こころシリーズ」というシリーズの5冊目として刊行され、装幀はどれも、単色グラデーションのいたってシンプルなもの。英語詩を19篇、オリジナルとして入れているので、日本語の詩集としては、多少、変わっているかもしれない。英語は、中学生にもわかる平易なもの。



曇天や蝮生きゐる壜の中   大正8年

■取合せが面白いと思った。「蝮生きゐる壜の中」は三鬼が作りそうな感じである。



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1月21日(金)のつぶやき

00:00 from goo
After Dry Silence : Valery Afanassievの詩(8) #goo_delfini2 http://bit.ly/f5tnTO
06:48 from web (Re: @kayo_fushiya
@kayo_fushiya vielen dank fuer die erwaehnung. ich denke, explosiv von fortlaufenden "b" klaenge sind auch effektiv.
by delfini_ttm on Twitter
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一日一句(3)




水仙や日溜り一つ動かざる





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芥川龍之介の俳句(17)


■旧暦12月18日、金曜日、

(写真)L'aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle

早朝から起きて、作業開始。午前中、少し眠る。午後は、仙台在住のIさんに会って、戦中・敗戦直後の文学愛好家たちの話を聴く。Iさん、現在82歳。深夜バスを乗り継いで、仙台から九州まで行く元気さ。今、折口信夫と古代史に関心があるという。天晴なお人である。村松の話を聴くことが目的だったが、村松との関わりは、18歳くらいのときで、あまり記憶に残っていないらしい。それでも、いくつか、新聞記事や本など、ヒントをいただくことができた。今も、文学少女の面影を残している。印象的だったのは、横浜で学生生活をしていたときの話で、学徒動員されていたという。街を歩いていると、昨日まであった建物が、爆撃で跡形もなかったり、クラスの友達が突然いなくなったりしたという。機銃掃射で殺されたのである。そういう生活だったが、そんな中でも、甘い恋愛の詩を書いていたのだと。そうしたこと全体が日常だったのだという。戦中は、天皇陛下万歳でずっと洗脳されていたので、敗戦後は、虚無状態に陥ったという。そんなとき、キルケゴールやサルトルが、自分の心情にしっくりきたという。文学にせよ哲学・思想にせよ、流行には社会的理由があるのだと強調していた。



病間やいつか春日も庭の松   大正8年

■「病間」で句が切実に響いて惹かれた。ぼくも、療養の経験があるが、元気に登下校する高校生や春の日差しが羨ましかったものである。



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1月20日(木)のつぶやき

08:01 from goo
After Dry Silence : Valery Afanassievの詩(7) #goo_delfini2 http://bit.ly/ho9MIk
08:19 from web
Vielen Dank @tiniaden fuer RT. Valery Afanassiev ist ein bekannter Pianist, aber er schreibt auch shoene Gedichte und interessanten Roman.
08:39 from web (Re: @tiniaden
@tiniaden Ja, er schrebt nichts in deuscher Sprach, aber er sagt er liebe am besten Deutsch.
08:43 from web (Re: @tiniaden
@tiniaden Ich habe sein englische Gedichte ediert und ubersetzt. >>> http://amzn.to/gEol61 Das Buch ist in englische und japanische Sprache.
09:34 from goo
一日一句(1) #goo_delfini2 http://blog.goo.ne.jp/delfini2/e/161a442810ce8979b80a5acf2b306184
by delfini_ttm on Twitter
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一日一句(2)







底ぬけて天の青さよ梅の花









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After Dry Silence : Valery Afanassievの詩(8)


■旧暦

(写真)geneve at an ungodly hour

朝から仕事。午前中、外出。午後、仕事。夕方、ウォーキング。江戸川河畔が工事中なので、家人が開発したBコースを歩く。戸定館の紅梅は8分咲き。寒いので、人がほとんどいない。夜も仕事。6時起きなので、少々疲れた。




Sleep on. What am I doing
Here, at this ungodly hour?
This hour was striking six as I went
Into the church. Another hour: this hour was
Over. What hour was striking? No
Idea. An hour was striking, a minute,
A second. Something was
Striking, I don’t know what. But
I listened to the sound.



眠れない ここで
わたしは何をしているのだろう こんな夜明けに
この時が6時を打ったとき
わたしは教会に入った もう一つの時
この時は終わった
どんな時が時を打っているのだろう
わからない
一つの時が一分を一秒を打っていた
何かが打っていたのだ
それが何のかわからない だが
わたしはその音を聞いた


■まだ、まだ試訳レベルで推敲の余地を残している。非常に興味深い詩で、時そのものをテーマにしている。どうやって日本語に写すか、しばらく思案したい。






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