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与謝野晶子の歌


■旧暦12月26日、土曜日、

(写真)in Basel

朝、叔母の確認、腰痛のため、痛み止めを服用してもらう。深蒸を飲みながら新聞を読み、ゆっくりする。お茶を飲みすぎて、歯に渋がつくようになったw。午後、コースBをウォーキング。今まで気がつかなかったが、与謝野晶子の小さな歌碑がいくつも立っていて、「ひなげしの径」と命名されている。大正時代に二回ほど、千葉大の園芸学部を訪れたらしい。歌集にそのときの歌がまとまって残っているようだ。与謝野晶子と言えば、日露戦争のときの反戦歌が思い出されるが、第一次大戦、二次大戦では、戦争を肯定し賛美する歌を書いている。この変化はなかなか興味深い。1912年に、鉄幹の後を追って、パリにわたるが、ちょうど、ミュンヘンではカンディンスキーやマルクの「青騎士」が活動を始めた時期にあたる。晶子も、ドイツに立ち寄っているので、もしかしたら、街でポスターでも見たかもしれない。

短歌は、俳句ほど好きじゃないのだが、晶子の歌碑でいいなと思うものがいくつかあった。




天に去る薔薇のたましひ地の上に崩れて生くるひなげしの花



時は午路の上には日かげちり畑の上にはひなげしのちる



浅間の森の木暗しここはまた夏の花草火投げて遊ぶ





ウェブで調べていたら、与謝野馨氏の祖父母を語る動画が出てきた。政治姿勢に一貫性がないのは、晶子の反戦姿勢とよく似ているが、この話は、なかなか、面白かった。30分強あるので、時間のある方はどうぞ。>>>ここから













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1月28日(金)のつぶやき

10:06 from goo
「カンディンスキーと青騎士」展 #goo_delfini2 http://bit.ly/eSyNLW
by delfini_ttm on Twitter
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一日一句(10)





それぞれに散つて一人の焚火かな















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