四度目の冬を

2013年01月10日 03時22分25秒 | 日記
月曜日から授業が始まりました。
どの授業でも試験の話題がちらほら出てきるあたり、いよいよ後期の終わり、そして大学生活そのものの終わりが近づいてきていることを実感します。
それにしても、休み明けに書くルーズリーフの字の汚いこと…。

昨日は免許の更新に行ってきました。
何処も免許試験場とはなかなかアクセスの悪いところにあるもので、一応は市内にあるものの、公共交通機関を使う場合の多くはいったん市外の長岡京まで出てバスに乗り換えなければなりません。
それが厭なので、今回も自転車で寒い中を行ってきました。市南部はあまり行くことがないので、道中の景色も妙に新鮮。今でこそ何でもない風景ですが、かつては「鳥羽・伏見の戦い」のあった激戦地ということで、幕末好きとしてはどうしても昔日に思いを馳せてしまうところです。ちょうど先日から「八重の桜」が始まったので、またこの時代がクローズアップされるのでしょうね。
個人的な楽しみといえば、教育実習で池田屋事件から戊辰戦争を担当したこともあって、その辺りの歴史解釈のされ方や、大河ドラマの新境地(?)でもある明治・大正・昭和がどのように描かれるのかが楽しみなところです。
また、ドラマの進行に即してお隣D志社大学はどのような動きを見せるのかも興味深いところ。
(いつか西園寺公望もやってほしいなぁ…)

そんなこんなで、免許の更新は極めてスムーズに進みました。
これまで自動車を運転したのはたったの1回だけですが(笑)、2時間の初心者講習も受け、無事に新しい免許証を手にすることが出来ました。
帰りは試験場(羽束師)から大学のある衣笠までのロングラン。ちょうど1時間で辿り着き、3限には無事間に合いました。朝が早かったのでほどなくして眠気に襲われましたが…。(--)

友人と新年の挨拶を交わした後は、大学近くの喫茶店へ。
相変わらず文学、哲学、人生、死など様々な話題で盛り上がり、卒業旅行の話にもなりました。
お互いに来年度以降も大学には残るので「卒業」はあくまで一区切りでしかないのですが、やはり国外が人気だそうですね。
これまでの一人旅が染み付いたせいか、はたまた友人とはこうした何気ないひとときを過ごすことを至高と考えているせいか、今のところ特に行くことも考えていなかったのですが、そこで友人が一言。

「ヨーロッパなんかたかだか一週間行ったくらいで何になる。そんなことより、俺は来年か再来年、インドに行きたいんだ。ガンジス河のほとりで人が焼かれるのを見て、生と死の境目を見てみたい。お前も来てくれるよな?」
僕は仕方なく返事をしたのでした。

写真は4日の分から、紀勢本線の多気を出て熊野へ向かう普通列車。
落日のタイミングと同時に通過してくれました。

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