西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
本ブログ記事の無断転載および無断引用をお断りします。
 

『巴里で逢った人』

2014年12月12日 | 新刊書(国内)
サンド学会会員の秋元千穂先生がお書きになられた新刊小説です。

秋元千穂 著『巴里で逢った人』Rencontres à Paris 文芸社 2014

最後の元老、西園寺公望ら19世紀末の芸術家。
政治家の濃密な関係を描いた小説。


昭和12年、最後の元老、西園寺公望はパリでの青春時代を思い出す。
当時、友人の光田、サロンの女主人と、切なくも幸せなときを過ごした。
半世紀以上前の秘密に西園寺を引き戻したのは、一通の手紙。光田の遺児、
東屋三郎と、ジュディット・ゴーティエを慕うシュザンヌに関わることだった。
綺羅星のごとく並ぶベル・エポックの芸術家、政治家を背景に繰り広げられる人間ドラマ。


http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=10071870&TYPE=IMAGE_FILE&POS=1

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「シンデレラ」:ポリーヌ・... | トップ | トマ・ピケティ著『21世紀の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

新刊書(国内)」カテゴリの最新記事