メモ。
石田比呂志さんの歌集《九州の傘》から。
次の一首に惹かれます。
鼻の穴医師に覗かれいたるとき窓辺に鳩が来たりて鳴けり 石田比呂志
診察室で、「先生、最近鼻血が出やすいんですが。。。昨日も酒場で喧嘩して血を出してしまいました」「喧嘩ねえ、ほどほどにしてくださいよ。どれどれ。。。ちょっと見てみましょう(医師は鼻の穴の中を覗く器具を手に取る)。。。う~ん、なるほど、ちょっと焼きましょうか」(そのとき診察室の窓辺で、ククー、ククー♪と鳩が鳴く)
という光景(鼻血うんぬん、酒場の喧嘩うんぬんは私の妄想です)を詠んだ一首かどうかは知りませんが、鳩が来て鳴く、という場面から、私には、これは朝の診察室での光景、という感じがします。
好きな一首です。
石田比呂志さんの歌集《九州の傘》から。
次の一首に惹かれます。
鼻の穴医師に覗かれいたるとき窓辺に鳩が来たりて鳴けり 石田比呂志
診察室で、「先生、最近鼻血が出やすいんですが。。。昨日も酒場で喧嘩して血を出してしまいました」「喧嘩ねえ、ほどほどにしてくださいよ。どれどれ。。。ちょっと見てみましょう(医師は鼻の穴の中を覗く器具を手に取る)。。。う~ん、なるほど、ちょっと焼きましょうか」(そのとき診察室の窓辺で、ククー、ククー♪と鳩が鳴く)
という光景(鼻血うんぬん、酒場の喧嘩うんぬんは私の妄想です)を詠んだ一首かどうかは知りませんが、鳩が来て鳴く、という場面から、私には、これは朝の診察室での光景、という感じがします。
好きな一首です。