カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

『冬の日の幻想』第2楽章。

2020-04-10 06:01:43 | Weblog

昨晩はトゥガン・ソヒエフ氏の指揮したロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団コンサートのラジオ番組を録音予約して早く休んだ。今朝はやく目覚めて聴いた。ブラームス『ハイドンの主題による変奏曲』もバルトーク『ビオラ協奏曲』も非常に良かったが、とりわけ胸に刺さったのはチャイコフスキー『交響曲第1番〈冬の日の幻想〉』第2楽章。極めて静謐でありながら雄弁。尽きせぬ祈りの思いに溢れた音楽。こういう神がかった第2楽章をこれまで聴いたことがなくて、耳も頭も縛られたみたいに動けなくなった。まことに素晴らしかった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヴァイオリンコンチェルト。 | トップ | 追悼。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。