昨晩はトゥガン・ソヒエフ氏の指揮したロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団コンサートのラジオ番組を録音予約して早く休んだ。今朝はやく目覚めて聴いた。ブラームス『ハイドンの主題による変奏曲』もバルトーク『ビオラ協奏曲』も非常に良かったが、とりわけ胸に刺さったのはチャイコフスキー『交響曲第1番〈冬の日の幻想〉』第2楽章。極めて静謐でありながら雄弁。尽きせぬ祈りの思いに溢れた音楽。こういう神がかった第2楽章をこれまで聴いたことがなくて、耳も頭も縛られたみたいに動けなくなった。まことに素晴らしかった。
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